2018年10月18日

今の自分に丁度良く生きる

自我の意識 マインドは 思いを持っていて

ああしたい こうしたい、こうやればいいんじゃないか 

あんな風だといいな  などなど いろんな方向性を持っています。

その基準は 観念です。

良い  良くあるべき という思い込み ・・・これは

もちろんこれまでの人生には役に立ってきたかもしれません。

でも、『よくあるべき」 にとらわれてしまうと、内側のエネルギーと摩擦を起こしてしまうんです。

 

この世界には プラスとマイナスのエネルギーバランスがあります。

エネルギーは波動であり、目に見える物質や実体ではありません。

ただ、感じ取るもの です。

エネルギーの陰と陽

これらはバランスを保ってはじめて 心地よい調和の状態になります。

一部分だけ見て 個人の都合、あるいは善悪という基準の物差しを当てると 

その場では良い悪いに区分されるかもしれませんが、

全体のエネルギーバランスによって その現象が起こる必然性があって そのことが起きていますので

それだけを抑えこんでしまうと 本来のバランスを取る調整ができなくなってしまうのです

あるがままの流れにさせておくと世界は 自然淘汰 という形で 調和に向かいます。

 

ですから 摩擦を感じるものを力でねじ伏せようとしないでおく方がよいのです。

力でねじ伏せる というのは 支配コントロールする ということで、これは自然の姿に圧をかけてしまうので

本来あるエネルギーを封じてしまうのです。

 

封じられたエネルギーは 消滅せずそこにとどまり、蓄積するに任せておくと 

とても大きなエネルギーの塊になり

噴出、噴火  という解放を行います。

 

人で言うと、堪忍袋の緒が切れてブチ切れる あれです

鬱積した我慢。 

 

 

この世界の 自然のままの有様は 美 ですが 

自然は時として生命にとって都合の悪いことが起こします

洪水とか。自然災害

でも、その後にまた 自然は世界を新たに再生します。

それが自然の調整方法なんです。

 

人間は 個々の意識や思いがあるので

自分にとって都合が悪い出来事を起きないようにコントロールしたいものです。

いろんな方法を駆使して 環境をコントロール、

あるいは 自分の生き方もコントロールしていくわけですが、

やり方のみに価値を置いて、形式が重要視されると、

中身のない正義や 理想形だけに意識を奪われてしまいます。

自分にはそぐわない あるべき姿を 自分にも強要してしまうことになるのです。

自然の調和を忘れ エネルギーを無視して 型にはまろうとする生き方ですね。

(さらにそこにエゴを乗っけるので 人間界はとても摩擦の多いところとなります)

 

 

自然には 自然の形の必然性があります。

全体の調和です。

エネルギーバランスの調和

これがダルマの流れ と呼ばれる 大いなる流れです。

 

あなたが自然から授かったこの体も 自然の法則のままに生きようとしています。

身体の声 ハートの声を 無視しないで

あなたを自然のままに生かしてください。

これは 特に真面目な性格の方ほど 心に留め置いてください。

あなたの心地よさは あなたの身体が一番よく知っています。

身体はあるべき姿を良く知っているのです。

 

常に自分の気持ちを優先する方はこの限りではありません。

 

我(エゴ・意識が持つ思い)を優先しすぎると 世界に我のエネルギーをプッシュしてしまいます。

環境もまた あなた自身の世界です

あなたはその体を通してこの世界を体験しているからです。

バランスが大事です

我のエネルギーは 閉じ込めすぎるのも出しすぎるのも 調和を崩します。

 

我が出すぎる原因は 心の中の不足感の幻想 ですので

ただ存在することに心地悪さを感じる方は 自分が満たされていない思いがどこにあるか

自分の心を向き合ってみます。

 

 

瞑想は あなたの内側のエネルギーバランスを整えます。

ありすぎるものは抜け、足らないものは満たされます。

それぞれに丁度いい在り方

バランスを取るだけなのです。

型にはめることは解決にはなりません。

 

バランスがとれている時 あなたは そこにくつろぐことができます。

瞑想は そんな時間をあなたにもたらします。

 

真の満足は 余分なものをそぎ落とした時 そこに現れます。

しがみつく我との戦いを乗り越えて 

いまここにくつろぐ。

 

ただ存在する幸福  

これは 自我の意識のまま体験するのは難しいですが、瞑想がそれを発見させてくれます。

ELM瞑想の効果はとても優れています。