闘病中の小林麻央さんのブログです
本日の投稿を受け 麻央さんの闘病中の 思いや描写に
慈愛を見て 感動しています。
http://ameblo.jp/maokobayashi0721/entry-12270432767.html?frm_src=favoritemail
この方は 人生の試練において、余計なものを手放し 生きているうちに 輝く光の魂になられた方の一人だと感じています。
試練において 持っているものを奪われて行く時、
自我を握りしめていると
苦悩や嘆き 絶望 などになりますが、
それらのものを手放そうと決意した魂は
摩擦のエネルギーを失い 洗練された光となるように思います。
自我が薄くなり ただ 愛と慈しみになるのです。
そういう時、 世界が祝福します。
仏教に 阿弥陀二十五菩薩来迎図 という仏画があります。
南無 = 帰依する = お任せする
南無阿弥陀仏 = 煩悩の自我を手放し、阿弥陀様にお任せいたします
阿弥陀さまに心を添わせ 一心に南無阿弥陀仏と念仏を唱えた者は、
この世にいかなる罪があろうとも 臨終の際に阿弥陀様が
極楽浄土からお迎えに来てくださって、次は苦しみのない極楽浄土の世界に生まれ変わることができる
という浄土真宗の教えです
阿弥陀如来が 25人のお供の菩薩を連れて極楽浄土から その魂を迎えに来るのです。
阿弥陀様は黄金色の光を放ち その光で世界を満たし、
陰になる場所がないほどの明るさ です。
阿弥陀さまの前に観音菩薩さまが 蓮台をお持ちになって、
この世での試練を終えた尊い魂を、その蓮台の上に載せて
見守る 勢至菩薩 や 阿弥陀如来、23菩薩と共に 極楽浄土に向かうのです
この場面のイメージは アニメーション映画のかぐや姫の月からのお迎えで表現されていましたね。
菩薩の楽団とともに にぎにぎしく 帰路の旅路に出発します。
六道輪廻を離れ、もう二度と思い悩み苦しむことのないように
明るく美しい世界にいることができる
それを体現された方 というのは このような方なのかもしれません。
人としての苦痛や苦悩は 肉体があるうちはまだあるかもしれませんが、
その魂はすでに救われている と言えるのでしょう。
もう 光にしかならないことは明白だと感じています。
美しい光を見せて下さって ありがとうございます。
生きているうちに そのようにありたいと 改めて思う昨今でございます。