今日8月15日は あの痛ましい戦争が終わった日でした。
正しいと信じてお国のために命を捧げて散って行った多くの国民
集団幻想としての正義は 時に大きな犠牲を作り出します。
それが正義だと信じさせられた時代。犠牲と痛みの多い試練でした。
今の日本は戦争を放棄して国内では戦闘のない生活をしていますが、
国民はまた別の正義や価値観に縛られてもいます。
この自由な時代の日本で自由に生きていない人々がいる。
資本主義の正義に取り込まれて それに依存しないと生きていけないと多くの人が信じて来た時代
それが戦後の日本でした。
でも、それで頑張って発展して豊かになった日本は、皆が豊かさを享受して幸福に生活しているかというと、割とそうでもない方が多い。
ワーキングスタイル 働き方について ちょっと考察してみましょう。
私のような 組織に所属せずに仕事をしている人間は、時間もスケジュールもノルマも自分次第に融通できますが、
会社組織に入りますと、会社のマネーゲームに追い立てられることになる。
社員の生活や仕事の待遇を守ろうという会社なら良いのですが、利益が第一優先の会社は社員は使い捨ての道具のように見ていたりします
社員さんたちは、この会社を辞めると生活の手立てがない と思い込んでいると辞められず、病むほど仕事をしてしまったりします。
ここで自分を守れるのは自分しかいません。雇用制度があるとはいえ会社が人生を守ってくれるとは限らない。
会社に依存して会社の言いなりになることは正しい事ではなくなりました。(昭和はそれが正解とされていましたが)
経験を積んで仕事を覚えないと仕事がこなせない ということはあるでしょう。それまでは少なからず努力が必要
でも、覚える時間も個人差がありますし、個々で得手不得手は違います。
比較的得意な事と仕事内容が一致していれば成績は伸びましょうし、そうでなければ頑張ってもなかなかです。
会社がそういうことを踏まえて適材適所に人材を配置するような会社ならよいのですが、そうではないところも多いようで。
これは働きにくいですよね。
優秀な会社は人事部もしっかりしているかもですが、そうでないところも多い
会社にとっては誰が歯車になってくれても機能さえすればよいので とにかく成果を要求されることになりますが、
そのゲームはあなたの人生とはあまり関係がなかったりします。会社の都合が個人よりも優先される所。
自分自身が自営業という道を選んで生きてみると、自営業の在り方にはすごく幅があって
それぞれが自分のやり易いようにワークスタイルを組めるメリットがあります。
自分が働いた分がダイレクトに利益に反映し、ただ「時間」ではなく創意工夫が重要になります。
勤め人は業務のことだけ考えればいい というメリットがあるけど、自由さが無い。会社によって待遇がかなり違う
自営業は自由だけど何もかも全部自分の責任でやらねばならず、従業員がいて手分けができる場合はいいけど、組織を作る事も自分で構築する手間が要る。
社会保障や雇用保障などは無い。リスクが大きそう?って見えちゃいますよね(笑)
確かに。度胸が要るには違いない。もしくは無鉄砲さ?なんとかなる精神?
また 別方面の生き方、最近時々耳にする、自給自足生活。ポツンと一軒家 的な?
これは経験がない都会人にとってはとてもハードルが高そうに思えますが、やったことないから無理と思うのも残念、
もしやってみたいと思う場合は、キャンプなどの野外活動とか、家庭菜園など農業の基礎を体験しておく方がいいんじゃないか と 思いますね。
自給自足の生活は 食べ物を作ったり家を整えたりという労働がメインになると思いますが、そういった大地に触れる作業は 人間の生命力を活性化する作用があるようです。
本当に都会の生活に行き詰ったら 都会から離れた生活も視野に入れていいのかも。
ベテランの瞑想者さんたちのように 気難しくなく、いつも穏やかにいられる方なら どこに行っても生きていけそうですけどね。(笑)
人と摩擦を起こさない方法は 他者のやり方や在り方を否定しない 裁かない ということから始まります。
都会には都会の厳しさ、自然には自然の厳しさ。
何が良いというより、あなたが何を求めるか だ。
好きなものに関する苦労は喜びに繋がる。