2018年10月16日

宇宙人 

私はSF小説は子供の頃から大好きだったので よく宇宙人の出てくるお話を本で読んでいました。

先日、『アミ 小さな宇宙人』という童話本をご紹介したのですが、

しばらく前に気になった宇宙人の話題を書いてみたいと思います。

これは アミの話題とちがって ちょっとひどいお話なんです。

 

YOUTUBEの動画で アメリカでとらえられた宇宙人を人間が尋問している映像をみたことがありました

本物なのかフィクションなのかは定かではありませんが、

 

両腕を縛られた宇宙人が刑事事件の犯人のような尋問を受けていて weep

その動画で、質問する地球人は宇宙の始まりや生命の始まりのことなどを質問していました

 

質問への答えは 当時はまだポピュラーではなかったですが、

最近になって宇宙の真理として認識されはじめているものに近いものでした

ですが、その質問がなされた当時の常識では受け入れがたかったのだろうと思われます。

宇宙人は 「言っても君たちは信じないだろう?」と言っては 口をつぐむのですが

尋問者は 「答えろ!さもないとまたあの薬を打たれたいのか!」

と、宇宙人を脅します。

 

もう 何と言いますか、もしこれが本当にあったことなら 地球人として恥ずかしい 

というか とてもいたたまれない気分になりました。 crying

フィクションであってほしいけど、現実でもありそう。なんて野蛮なことを・・・

現実の大統領がアレですから。。。

前時代の認識の人々がそれをしていても不思議ではないかも・・・

 

SF映画などで出てくる地球人(地球防衛軍とか)は 外部から未知の存在が来ると やたらと敵とみなして

攻撃をしかけようとやっきになっている登場人物が出てきますね。

好戦的なんですね。これは映画というエンタテイメントだからでしょうか?

 しかし 政治の世界や 国家間の問題では かなりリアルにそんなことをしている様子もあります。

これ、人間の 自我のマインドの認識 ですね~。

私たちの中にもいる あれです。 マインド。

「危ない!危険だ!気をつけろ!」と声高に騒ぎます。

知らないものはとりあえず危険と扱い  まだ真実が分かる以前に 対象を敵に仕立ててこちらから攻撃をしかけます。

 

う~ん、 人間の野蛮な部分。 

 

もし、地球外生命体が 高度な文明を持っていて 遠くの星から地球にやって来ることができるほどの技術を持っていたとしたら、

 彼らはエゴにまみれてはいないんじゃないか と思うんです。

 

なぜかと言いますと、

人間レベルのエゴの強い生き物は 自分たちのエゴで自滅していく運命にあります。

 

地球上の生命 他種はおろか

自分たちホモサピエンスの生育環境すらも守れない

100年先、自分たちが死んでからのことも考えられないほど愚かでは 種の存続は難しく、

自分たちが開発した科学文明や発明品を仲間割れの喧嘩の道具にしてしまうのです。

このままでは遅かれ早かれ 自分たちの居場所を失うことになるかもしれません。

 

でも、そんな人間も本来の魂の意識を完全に忘れたわけではありません。

現状の歪みに心地悪さも感じていますし

このままでいいわけではないことも気付き始めています。

 

それに これほどにパワーを持った自我が自然にたいして傲慢になってくると 

これまで安定していた地球上のエネルギーも そのうちアンバランスになってきます。 なってきています。

この世界そのものは 歪みを修正する揺らぎを持つだけで 元に戻してしまったりするのですが

それは 地球のため息 みたいなものなのでしょうね。 

 

ただ憂えても仕方がありません。

私たちが気付くべきことは 誰かの断罪 ではないのです。

自分以外の生き物を敵だとみなす 自我 エゴに気付くことです。

それらは私たちの中にあるものなのです。

他人にはそれを取り除くことができないんです。

 

かつて感じた内側の痛み、 

誰かが悪者だったから あなたが傷付いたのではありません。

単なる偶然、あるいは 思いが通じなかったことで 摩擦が起きて あなたは痛かった。

もし、あなたを傷つけてしまった人がいたとしたら、 その人もあなたと同じくらい心が傷付いています。

過去の傷、心の傷に 影響されているのです。

愛になれない ということは 本当に欲しかった愛を受けることができなかった ということなのです。

 

 

だからと言って 人を攻撃していいわけがありません。

宇宙人も 人も 魂があるものはみな家族です。

 

一番取り扱いが難しいのが 自我です。

自我は怖れのあまり攻撃をしかけてくるからです。

 

あなたの中の自我、傷の痛み、摩擦 を 癒して穏やかにするためには あなたの潜在意識につまるわだかまり

カルマを解放して心の苦を荷下ろしする必要があります。

 

人はいろんな体験をして生を学びます。 

もうそろそろ苦悩の体験は卒業したいところです。

 

気付き始めた人から 苦悩を卒業していきます。

愛を持って生きていくことがどれほどに豊かな体験でしょうか。

地球全体が調和して穏やかな悠久の営みを続けるのに エゴはなくてもいいんです。

 

成長とは 特別になることではありません。

成長とは 受け止める器を大きく育てる ということです。

そして自分の中の不毛な幻想を手放していきます。

 

成長した魂は 地球を愛し、護りたいと願わずにはいられないでしょう。

そして

地球外の魂も 魂には変わりありません。

 

子供が呼んでも楽しい宇宙人の物語  あらためてご紹介です。

エンリケ・バリオス 『アミ 小さな宇宙人』 とても心が癒されますよ

挿絵を描いた さくらももこさん も 宇宙船に乗って行っちゃいましたね。

たくさんの楽しみ たくさんの幸せをありがとうございました。

アミ小さな宇宙人