心の内にスッキリしないものがありますか？
何か具体的な悩みがあるでしょうか。
頭の中の思いは 頭の中のスクリーンに映った幻影 です。
あなたが 居間でお茶を飲みながら 昨日の出来事を回想して心を悩ませていたとします。
あれやこれや 思い出してきて、それ以前の心に引っかかったこともどんどん思い起こされて 私は なんと不当な扱いを受けたことか！と悔しい気持ちがいっぱいになったり、
これ以上に私に我慢をしろというのか！そんな貧乏くじを引き続けていいのだろうか？とか
このまま、これを放置していたら私はどうなるのだろう？とか
泣き寝入りするしかないのだろうか？ とか 一矢報いてやりたい、ギャフンと言わせてやらねば気が収まらない などと、 思いはどんどん展開して行ったりしますが、
あなたにある真実 というのは 今 お茶を飲んでいるこの時 なのです。
心の幻影から離れると そこは静か です。
また、何か喧騒に巻き込まれている時、目の前は嵐のようにそれぞれの思いとエネルギーが渦巻いておりますが、 そんな時 感情的に巻き込まれることをやめてみると、自分は心の静寂の中にいて、まるで窓の外の嵐を見ているように 静けさを感じたりします。
心の中に巻き込まれるカルマが無い状態です。
もし、あなたが ガラス窓のない窓の前で嵐を見ていたら 暴風で飛んできたものであなたは怪我をするかもしれませんので そこを立ち去って避難してください。
もし、あなたが 柵のないサファリパークで猛獣がウロウロしているのに 防御しているバリアの車から降りてしまったら あなたは危険です。
尊い命とはいえ、危害を及ぼす猛獣には注意が必要です。
危険な状況、危ない場所には無防備に出て行ってはいけません。
今、あなたの今を見てください。
そこは危機が迫っていますか？ あなたは命を奪われたり、怪我をしたり、心が傷付く場所に居続けてはいけません。
あなたの今の不安や恐怖が その場に無いものでしたら
その不安や恐怖は あなたが記憶している感情の記憶（カルマ）です。
瞑想でカルマを解放してあなた自身を癒すことができます。
心の中の不安は もう過ぎ去った過去の出来事の 痛みが今のあなたを脅かしたり、
あなたの想像力が あなたに危機感を与えたりします。
でも、あなたはいつも 今に戻って、 またあなた自身の真我に戻って
喧騒から離れることができるのです。
瞑想はあなたの真我に入る時間です。 心の深い部分はいつも静かです。
それを 空（くう）と呼びます。
空の領域は 神の意識と同化するエリアです。
あなたは 心の深い部分で あなたの内側から神の意識に触れることができます。
あなたの真我は まるで蓮の花のように輝いて咲いています。
それは手に取ってみることができませんが、目を瞑って感じ取ることで見つけることができるようになります。
そして 私たちが真我そのものであることに気付くのです。
