2018年08月10日

パッションの行方

人生の中には いろんな出来事がありますね 嬉しいことも そうでないことも

それらの出来事を通して 私たち人間は感情を味わっていきます。

素直に感情を味わう というのは まるで子供のように泣いたり笑ったり

その時々の思いや感情を 外側に放出させて 経験を終えていきます。

 

でも、大人になるにつれて  

あるいは 大人の都合で

感情を出してはならない ということを経験します

その場の空気を荒立てないために 

 

大人が 大人としての内面の成長ができていれば、 子供や他人の感情の解放にも包容力を持って受け止めることができるのですが、

すべての大人が 精神的に大人か というと そうでもないのです。

受け止めきれず、拒否したり、怒ったり

感情を出すことを禁じられた幼い意識は 

感情を出してはいけない というルールを心に刻んてしまいます。

 

長い時代を経て 何世代もの中でルールを持ち越してしまいますと

それらのルールは 固まってしまうんですね。

大人を困らせちゃいけません。 良い子でなければなりません。

大人を不機嫌にしてはなりません。 

かっこ悪いことをしてはいけません。

男らしく、女らしく、それらしく、誇らしく  ・・・生きる事を強いられていくのです。

それが正しいことと信じて。

それらをクリアできることが誇らしいこととして。

 

素直で優しすぎる魂は パッションを封じ込められてしまいます。

エネルギッシュな魂は 収まりきれず 飛び出してしまいます。

圧力をかければかけるほど、封じれば封じるほど 圧力を増して 噴火してしまうのです。

 

若いエネルギーを封じて善い事はなにもありません。

 

私たち大人は エネルギーの流し方を知り、彼らにエネルギーの交通整理を教えるのです。

 

禁じずとも 若い心は 本当に大事なものが何かを知っているので

大人の方がエネルギーを歪めることをしなければ 素直に流れてゆきます。

 

それぞれの魂はいろんな可能性に向けて チャレンジしたがっているのです。

凝り固まったルールを打破するために。

そして

本当の愛を見つけたいのです。

ルールは 交通整理のため

パッションは 愛のために。

ワンニャンLOVE