2018年08月15日

若い世代の瞑想

今日は 中学生のお嬢さんに瞑想を伝授しました。

芸術的表現が要求されるスポーツの選手で 集中力と感性を養うために瞑想をしたほうがいいと指導する先生から勧められたそうです。

瞑想では 雑念や 不安や 心の動揺を取り除き 感覚を磨くため スポーツ選手やアーティストにはとても効果を発揮します。

集中力を養う面では 受験生にも とても役立ちます。

特に、本番に強くなるのです。

 

瞑想は どんな年代の方にも有効です。

私は50代ですので 精神的に落ち着き、安定して穏やかな人格になり、平和を感じて人生を送ることを主に希望して瞑想を実践していますが、

瞑想の目的はひとつではなく、あらゆる面で私たち人間をクリアにしてより良い人生を実感できるようになります。

その年代年代に相応しい目的や その人その人に相応しい効果や改善をもたらすパワーを持っています。

 

お子さんの瞑想は 大人とは少し方法が変わります。

幼いお子さんは 歩きながら瞑想をします。時間も短いです。

これは幼いお子さんに適切な方法で実践できる瞑想をしてもらいます。

小さいお子さんは一緒にしてあげることが望ましいです。

お父さんやお母さんと楽しみながら瞑想できることはとても幸せな時間です。

 

少し大きくなって座って瞑想ができるようになりますと 大人の瞑想と同じ方法で瞑想に入りますが、10代の頃はまだ時間が短いのです。

14歳までは年齢と同じ分数 14歳だと14分です。

15歳以上は20分

20歳以上が30分です。

 

これは 若いほど時間を感じる体感が長いのです。

私たち大人が 最近は時間が過ぎるのが早い と感じるのは 私たちの身体がそうなっているからです。

 

でも、モード(波動)によっても体感は変わりますね。

苦しいときや危機的状況は とても長く感じ、

楽しいときは あっと言う間に時間が過ぎていきます。

これは、実際に身体が感じて身体の中に起きることがそれだけの時間を使っている ということで 苦しい時間は長い体験として体に刻まれます。

 

危機的状況の身体は 交感神経が優位に立ち、血管が収縮して、危機に対応できるように時間がスローになるのです。

 

これは実際になにか対応できるかどうかは別にして、どうにもならなくても、身体のモードは危機と認識するとそれに適応しようとするのです。

 

ですから、無駄に危機を感じていますと、その間に身体は時間を使ってしまい、少しだけ早く年を取ってしまいます。何時間ぶんか、あるいは何日ぶんか、何年にもなると辛いです。

 

瞑想をすると いろんな余分な心配事が落ちて、あなたの時間を消費するストレスが消えていきます。

 

心穏やかに永遠の平安を感じてみる事すら可能になります。

 

お子さん方には フレッシュな感性と 好きなことに没頭する集中力

そして 輝かしい未来を手にしてもらいたいですね。

 

かの幸せの国 ブータン の小学校では、授業の前に瞑想をするそうです。

素敵な習慣ですね。

だからみんな優しいのでしょうか。

ブータンの笑顔