2018年07月

細胞の感情

今日は いろんな軋轢にお悩みの方に向けてお話いたします。

 

私たちの魂は神の一部である というお話はご存知でしょうか

信仰されている宗教によっては そんな不遜なことをいってはいけない!とお怒りになる方もいらっしゃるかもしれませんので

これは私の信じている一説のお話として読まれてください。

 

神は、意識として存在しているもの それは怒ったり泣いたりする意識ではなく

ただ観察している意識です。すべての物質すべての生命はここから発生している その源の意識 と思ってください。すべての源、すべての母のようなものなので 全ては自分の一部でありますから 分け隔てはないのです。

分かりにくいでしょうか?

単位を小さくして考えてみます。

私たちは身体を持っていますが、その体はどこを取っても自分の身体なのです。

どこか機能の弱い臓器があったとして、それがよく働いてくれなくても、それを憎むことはありません。

 

もし、一部の細胞が他を無視して 以上に増殖し、他の機能を害するほどの勢力を持ったとしましょう、 他とのバランスを無視して異常に発達するその細胞のことを 人間の身体では ガン と呼びますが ガンが 他の臓器を圧迫しないでくれることを本体の意識は願うことでしょう。

 

また 自分の身体の 例えば親指の細胞と小指の細胞が喧嘩したとしたら、本体は困ります。

仲良く調和してくれないと 全体が心地よく存在できないじゃないですか。

 

でも、細胞同士はこう言ってるかもしれません

隣の細胞が押してくるんだよ!

隣の細胞はこっちの分まで栄養を取っちゃうんだ!

ひどいと思わないか?仲良くしないのはあっちの方だ!

だから、私はあいつを許さない。

 

本体の意識は内部紛争に困ります。

 

周りよりも多く得て満足する種の細胞は困ったな。。。

なんで自分ばかり一番になりたがるんだ。。。

 

本体の意識 神

身体全体  地球

細胞    いろんな生き物

異様に発達する細胞    エゴの強い人間

 

都合の悪いものを嫌い、排除しようにも、それは身体の一部で

それを取り除くことは 自分自身を傷つけることでもある。

嫌えば嫌うほど 内部のストレス値が上がり、益々 異常細胞は勢力を増す。

異常細胞は 癒されなければ、追い立てられるように増え続けるのです。

 

さて、私たち人間は 地球とどう共存しましょうか?

 

また、家族の中で コミュニティの中で 人と仲良くするには 

どうしたらいいと思いますか?

 

あの人が悪いから嫌い  あの人が私を嫌っているから嫌い という認識は

己の自我の在り方を顧みることはないのです。

どう存在するかは自分が決めています。他を見渡して自分がすることを決めているのです。

あなたがそれを決めたことを周囲の人間関係のせいにすることを 責任転嫁と言います。

 

他と調和することは 自分の身体を守ることです。

相手が悪い と思うのはなぜだと思いますか?

それは 被害者の立場は 自分が責任をとらなくていいのでラクチンだから です。

人間の意識はついつい易きに流れ、真実を受け止めることを避けたがるものです。

自分に失点があると生き残れない という幻想があるからです。

それは、あなたが 自他共に短所を許せないからです。

許せなさは、かつてそれで自分が傷付いた という 過去のカルマの感情なのです。

 

瞑想で 過去のカルマを掃除して 消してゆきます。 

そうすれば もうそのことを責める必要がなくなるんですね。

許せない とは 受け止められない ということです。

 

あるがままを受け止めたり、あるがままにさせておくことができることが 

大いなる神の愛です。 緩めて癒します。

 

人間にはできないと思いますか?

エゴを手放さないうちはできないかもしれませんが、

エゴが自分を追い詰める と知って 手放してしまうと

嘘のように エゴの縛りから解き放たれて自由になります。

頭で考えてもできないので 瞑想をします。

ELM瞑想のスピリチュアルな波動は 内側のカルマの感情を根こそぎ掃除します。

マスターのボブさんは私たちの内側の量子場をクリアリングするんだ と ちょっと難しいことをおっしゃいますが、

原理を知っていてもしらなくても、物理的な効果は 一律に起こります。

ELM瞑想で 無駄なこだわりや意固地になる感情から解放されます。

細胞に付着しているカルマを取り除く効果があるのです。

マインドフルネス 福岡サンガ

高千穂ELM瞑想合宿から帰って以降、 体験瞑想や瞑想伝授のご予約が続いております。

合間に仏画と表具をしつつ、日々があっという間にすぎてゆきます。

 

今日はアトリエ霽月で マインドフルネスのライブ法話瞑想会の日でした。

先月からここアトリエ霽月の瞑想室を解放して福岡サンガのみなさまが集まってくださっています。

マインドフルネス福岡サンガ は ティク・ナット・ハン師のマインドフルネス瞑想にご興味がある方々の集うつながりで 団体のようなしばりはありません。

その時々によって来たい人が来る集まりです。

福岡サンガはお世話役になってくださった安藤さんが立ち上げてくださり、

福岡でもアン・フーンさんのお話を聞ける機会ができました。

これまでは いろんな貸会場を使っておられたとのことですが、先月よりアトリエ霽月にお招きして開催していただいています。

今月はアトリエ霽月での2回目の瞑想会で お世話役をしていただいていた安藤さんがご用事のためご不在でしたが、事前に操作方法を丁寧に教えて頂き 無事に瞑想会を開くことができました。

本当にありがとうございます。

ライブ法話は アメリカのワシントンDCにいらっしゃる ティク・ナット・ハン師の姪御さんのアン・フーンさんが法話をしてくださいます。

本当に理解が深い方のお話は 優しさに満ちていて 穏やかさをたたえていますね。

とても心が安らぎます。

今回はちょっとしたアクシデントがありました 

アン・フーンたちがライブチャットになかなか現れないのです。

どうなるんだろう?と一瞬ドキドキいたしましたが、

少し時間が過ぎてようやくお姿が映り皆が喜びます。

 

実はご自宅でのインターネットが接続されないトラブルが起きたそうで、急遽瞑想施設に場所を移して参加したので遅れられたとのことでした。

そこではまた、パソコンが大きなノイズを出すトラブルが起きておられたようで、

こちらにはさほどの影響ではなかったのですが、少し困惑されるご様子でした。

そして、アン・フーンさんが お話始められて こうおっしゃいました。

 

この世界は思い通りにならない困ったことが沢山あります。

そういうことに出会ってしまった時

その思い通りにならないことも受け止めて、

その条件の中でどう幸せに生きたらいいかを考えるのです 

 

 

本当に 思い通りにならないことは多々あります

が、 それはそれです。

不安になったり、騒ぎ立てたり?何かアプローチして

みんなが幸せになるなら、良くなる働きかけもしましょうが、 

苛立っても好転しないことは苛立ったりしないのです。

私たちを幸福にするのは 思い通りになる世界 ではなく 

今 どんな幸せを受け止められるのか? という私たちの資質に他なりません。

どんな状況でも、その中の幸せを生きて、自分や周りを幸せにする能力を育てるのです。

 

できないことではありません。

ただ、コツがありますので、 それはコツを知っている先輩たちに聞くことがとても参考になるのです。

 

先輩、先生、師匠、マスター、

意識が高次になるほど、そのキャパは拡がり、愛が大きく深くなります。

 

私たちを幸せにするのは 自分の中の幸福感です。

ないのではなく、思い出すのです。

この世に生まれて 命を燃焼させ 命の光を放っていることを。

 

息をしていることの幸福  笑顔を持てることの幸福

あなたには 何ができますか?

 

あなたは あなたや、誰か大切な人に愛を向けることができるのです。

 

もし、あなたの意識に邪魔をするものがあって お困りならば、

アトリエ霽月にご相談ください。

きっとお力になれることと思います。

 

この世界に 幸福が沢山満ちますように

心から願っています。

 

マインドフルネスライブ法話の様子です。アン・フーンさん

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