2018年07月01日

マインドフルネス 福岡サンガ

高千穂ELM瞑想合宿から帰って以降、 体験瞑想や瞑想伝授のご予約が続いております。

合間に仏画と表具をしつつ、日々があっという間にすぎてゆきます。

 

今日はアトリエ霽月で マインドフルネスのライブ法話瞑想会の日でした。

先月からここアトリエ霽月の瞑想室を解放して福岡サンガのみなさまが集まってくださっています。

マインドフルネス福岡サンガ は ティク・ナット・ハン師のマインドフルネス瞑想にご興味がある方々の集うつながりで 団体のようなしばりはありません。

その時々によって来たい人が来る集まりです。

福岡サンガはお世話役になってくださった安藤さんが立ち上げてくださり、

福岡でもアン・フーンさんのお話を聞ける機会ができました。

これまでは いろんな貸会場を使っておられたとのことですが、先月よりアトリエ霽月にお招きして開催していただいています。

今月はアトリエ霽月での2回目の瞑想会で お世話役をしていただいていた安藤さんがご用事のためご不在でしたが、事前に操作方法を丁寧に教えて頂き 無事に瞑想会を開くことができました。

本当にありがとうございます。

ライブ法話は アメリカのワシントンDCにいらっしゃる ティク・ナット・ハン師の姪御さんのアン・フーンさんが法話をしてくださいます。

本当に理解が深い方のお話は 優しさに満ちていて 穏やかさをたたえていますね。

とても心が安らぎます。

今回はちょっとしたアクシデントがありました 

アン・フーンたちがライブチャットになかなか現れないのです。

どうなるんだろう?と一瞬ドキドキいたしましたが、

少し時間が過ぎてようやくお姿が映り皆が喜びます。

 

実はご自宅でのインターネットが接続されないトラブルが起きたそうで、急遽瞑想施設に場所を移して参加したので遅れられたとのことでした。

そこではまた、パソコンが大きなノイズを出すトラブルが起きておられたようで、

こちらにはさほどの影響ではなかったのですが、少し困惑されるご様子でした。

そして、アン・フーンさんが お話始められて こうおっしゃいました。

 

この世界は思い通りにならない困ったことが沢山あります。

そういうことに出会ってしまった時

その思い通りにならないことも受け止めて、

その条件の中でどう幸せに生きたらいいかを考えるのです 

 

 

本当に 思い通りにならないことは多々あります

が、 それはそれです。

不安になったり、騒ぎ立てたり?何かアプローチして

みんなが幸せになるなら、良くなる働きかけもしましょうが、 

苛立っても好転しないことは苛立ったりしないのです。

私たちを幸福にするのは 思い通りになる世界 ではなく 

今 どんな幸せを受け止められるのか? という私たちの資質に他なりません。

どんな状況でも、その中の幸せを生きて、自分や周りを幸せにする能力を育てるのです。

 

できないことではありません。

ただ、コツがありますので、 それはコツを知っている先輩たちに聞くことがとても参考になるのです。

 

先輩、先生、師匠、マスター、

意識が高次になるほど、そのキャパは拡がり、愛が大きく深くなります。

 

私たちを幸せにするのは 自分の中の幸福感です。

ないのではなく、思い出すのです。

この世に生まれて 命を燃焼させ 命の光を放っていることを。

 

息をしていることの幸福  笑顔を持てることの幸福

あなたには 何ができますか?

 

あなたは あなたや、誰か大切な人に愛を向けることができるのです。

 

もし、あなたの意識に邪魔をするものがあって お困りならば、

アトリエ霽月にご相談ください。

きっとお力になれることと思います。

 

この世界に 幸福が沢山満ちますように

心から願っています。

 

マインドフルネスライブ法話の様子です。アン・フーンさん

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