2018年07月29日

激流

西日本豪雨が街を襲ってからまだそれほど経っていませんが、逆走台風12号が通り過ぎようとしています。

今年は本当に災害が頻発する年となっていますね。

昨年から 瞑想マスターの ボブ・フィックス氏が これからしばらくは大きな揺さぶりと変化が続く と言っておられらたのですが、かなりリアルな感じになっています。

私たち瞑想教師は 研修で何度もその話を聞いていたので あまり驚きはしないのですが

これほどまでに? という所感です。

地震だけじゃなかったんですね。豪雨の洪水で街が丸ごと水没したり 多くの方が財産や命を失っています。

 

瞑想的には 魂そのものは滅びない ということが分かっているので 肉体を失うことにはそれほど恐怖感は持たないのですが

それでも肉体にいる間はその生を懸命に生きねばなりません。

無駄に命を散らす必要はないのです。

ただ、運命として 早めに肉体を持たない世界に帰らねばならない時は それも受け止めます。

 

残される側は 悲しみを体験しますが

この世を旅立つ魂を引きとどめたり、執着を持って旅立たせないようにしてはなりません。

残された生きる者はいずれ後から先立つ者に続きます。いつか必ず魂の故郷に帰り、再会するのです。

 

現世を生きる間 私たちがすべきことは 生を全うすることです。

 

生きるということは 生きていることを精一杯生ききる ということです。

自我は、今までの慣れ親しんだ環境を失ったり 生き甲斐を見失ってしまったりしますと

どうしていいかわからず 生きる気力を萎えさせてしまったりします。

悲しみという痛みは 私たちにダメージを与えますが そこで大きくカルマを解放してしまうのです。

先立つ方々が多くのカルマを持って行って下さったのです。

その悲しみを乗り越え、感謝と共に 生きている私たちは精一杯残りの生を生ききるのです。

 

私たちは 試練に出会い カルマを手放し 本当に大事なものを見つけてゆくのです。

私たち人間は この体を使い 精一杯のたくさんの福や徳を積んでまいります。

それが私たちの幸福 私たちの子孫の幸福へと繋がっていきいます。

私たちが再び生まれるこの地球に沢山の福徳を残してください。

私たちが残すものを選んでください。

温かい思いと愛を 残すのは 私たち自身です。

 

豊かさとは 物質がもたらすものではありません。

あなたの思いが豊かな愛であることです。

あなたが放つ愛は 受け取る愛となって あなた自身が満たされるでしょう。

温かい炎と光