2017年07月31日

自我について④ 自我の癖

さて、自我についてお話を進めています。 

ちょっと日が開きましたが続きを書いてみます。

 

自我のマインドは自分自身を安全に永らえるため、体に備わった保安システムで

とても熱心に仕事をし続けます。

しかし、この自我の目線で見えるのは、 守るものは自分自身 外界は警戒すべき敵 なのです。

 

これを全体との分離 と言います。

この分離が分離でなくなった時、ワンネス体験をします。

世界は切っても切れない1つで、その一部としてずっと全体と一緒に生きてきた と実感するワンネス体験ですがこれは言葉で説明しても伝わりにくいばかりか 固定したイメージを植え付けてしまうと邪魔にもなるので 話過ぎるのはやめておきましょう。(^_^;)

 

できれば皆様には 瞑想を続けていただいて ぜひともワンネス体験をご経験していただきたいのです。

 

ワンネス体験は 自分という個と 全体の意識がつながった時に起きますが、

それを邪魔しているものが思考です。

ものを考えずにただ観察することができれば、それはうんと近くなります。

 

自我はとても視野が狭いのですが、自分の視野の中だけで理論を完結させてしまおうとします。

大きなものは 小さな入れ物には収まりません。

 

大きな意識は我関せずな感じで スルー なんでしょうね(笑

個として理解するよりも 意識を拡大して全体を理解すると 

そこに調和と安らぎが生じます。

 

瞑想は意識を拡大させる作業です。

内側のお掃除が進むにつれて そこには全体の意識につながる意識だけが残ります

それをマインドが理解する

啓発(悟り)です。

 

フルフィルメント瞑想は いち早く内面のお掃除を進める手法だと確信します。

 

 

蓮