2019年05月30日

もう一人の私

頭で考えていることと、身体が反応することが違う なんてこと 体験したことがありますか?

頭で、「行け!」と言うのに 足がすくんで前に出ない

とか

口で「はい」と言ってるのに

全力で 『嫌だ』を表現してくる

 

正直であることを恐れないでください。

 

ちゃんとしていなければ

大人でなければ

ヒンシュクを買わないように

立派な態度を取りたい

 

いろんな義務感や正義感や正当性のために

あなたは本心を偽っていないでしょうか?

 

良いか悪いかは ちょっと脇に置いておいて、

内なる声に耳を傾けてください。

本当は どう言いたかったの?

 

ここで大事なことがあります。

ある覚悟が要るのです

 

あるがままを受け止める覚悟です。

 

それが良いか悪いかは また別問題なので しばらく脇に置いてしまってください。

 

なぜそうするのか?と言いますと、

裁く人がいると、裁かれることを恐れて 本当のことを言ってくれないからです。

そりゃ、罰せられる、責められる、追いつめられるとわかっているのに

堂々と一歩出せるような 勇気は 誰もが持っているわけではありませんし、

怖れが強ければ強いほど そこから逃げ出したくなります。

 

逃げることができないとなると、今度は反撃が始まります。

抹殺されるわけにはいきませんから、戦います。

相手を攻め返す、 切りかかる、 自分は悪くない理由を並べる、などなど

実力行使が出来なければ舌戦です。 

脳内で二人の自分が戦うと大変ですね。

どちらかが負けてコテンパンにやられますと、結局ダメージを負うのは自分です

 

他人との関係も、自分自身の本心との関係も同じです。

あるがままをまず受け止めて、問題があれば、どうすればより幸せでいられるのかを

話し合ってください。

一方的な正義を押し付けると、話がつきません。

無理やり力でねじ伏せて、服従させますと 恨みの導火線に火がついて、

いずれ、大爆発 bomb

 

無理な圧力は維持できません。

良い方向に向かわせたければ、まずはあるものをあるがままに受け止めて

それから 平和な気持ちで改善していきます。

無理解ではこれはできません。

 

あるがままの人間は 欠点もあれば失敗もする。

だけど、みな、本当は幸せの方向に向きたがっています。

脅かさなくても できます。

抵抗したら、責めるのはやめて 何を恐れているか みつけて、

恐れる必要はないよ と 言ってあげてください。

自分自身にも周りの人にも。

 

あるがままを認めることができたなら、もっと平和に改善する勇気も

きっと持つことができることでしょう。