2019年05月27日

瞑想意識

瞑想時の意識の状態について書いてみます

色んな瞑想法がありますが、それぞれに特徴があって 意識へのアプローチは様々です。

瞑想と言っても 瞑想法によって 現れる状態は同じものとは限りません。

 

最終目的は空を体感することだと思われますが、空に近づきやすい瞑想法と なかなか難しい瞑想法があると思います。

 

自我の認識が 身体の意識 だと以前に書いたことがあります。

そこから瞑想をして 内側の意識の世界の深い所(空)に行きますと、

それまで身体に閉じ込められていた意識は身体をはみ出して広いエリアに拡がり

拡大する状態になります。その拡がり方が小さいと ただ目をつむって外の音を聞いている状態

もう少し拡がると光や空気を感じるようになって 思考は遠ざかり 徐々に夢うつつな感じになって参ります。

この辺になると 考え事はできません。ただ、移ろいゆく景色みたいなイメージが過ぎ去ったり、

あまり記憶にもとどまらないエネルギーを見たり感じたりしている状態になります。

 

自我の意識と緊張が強い場合は、意識が拡大しにくいので

身体の内部にとじこめられたまま、そこで起きるイメージの拡散を見ています。

これが 雑念です。

 

身体が緩むと、意識も拡大しやすくなるので

ELM瞑想ではこの緩んだ状態を作りますが、

ビパッサナ瞑想(意識を今に集中させるタイプの瞑想)では この意識の拡大はなかなか起こりません。

ただ、マインドフルネスなどでは、意図して体を緩めていくトータルリラクセーションなどを行いますと

ELM瞑想と近い状態が作られます。

 

ELM瞑想の最大の特徴は この意識の拡大を起こすことが大前提にありまして

瞑想経験の少ない初心者でも いとも簡単に意識の拡大が起こり、空の状態をたいけんすることができます。

 

空を体感しにくい人の特徴は

自我の意識が強く、なかなか見張ることを手放さないタイプの方、

物事をしっかり見届けようと常に顕在意識がフルで稼働して脱力することを抵抗している方 などは

瞑想に対しての信頼感を持つまで なかなか身体を緩めようとしませんので 空に入りにくいです。

いや、空には入りたいよ。ならないんだ

という方は 頭脳労働で脳が過度の緊張状態になって 身体を緩めることに抵抗している人

思考のおしゃべりを止めることを恐れている人 などは 身体が緩まりにくく 空に入りにくいかもしれません。

 

過度の緊張が続いている場合は 筋肉が緩まるような働きかけ ヨガやストレッチ、運動による適度な筋肉疲労、

身体の歪みを取る などのアプローチが 効果を上げます。

 

また、ELM瞑想では脳を緩める働きがありますので ELM瞑想を実践していると体が緩む ということも起きます。

 

いずれにせよ、これまでの生活習慣や 身体のバランスの歪みなどは癖がついていることもあり

一朝一夕にはいかないこともありますが、

ストレッチにしろELM瞑想にしろ 身体にいい習慣は徐々に変化を作りますので 根気よく

というよりも、生活習慣の中に取り入れて心身を自然な健康状態に修正していってください。

 

早く早くと無理に頑張るよりも ただ 良い習慣を続ける事の方が大事なのです。

 

座禅のように痛い姿勢を続ける必要もないですし、慣れると 瞬時にリラックス状態を作れますから

私はELM瞑想は なんて便利な休息方法だろうと思っています。

 

気が付けば 同年代よりも若見え は 普通のことになります。

 

あなたも 空(くう)を楽しんで下さい。 そらの雲のように自由

空

 

ELM瞑想 体験瞑想会は 6月1日(土)10時~12時半  6月28日(金)19時~21時半  7月6日(土)10時~12時半 に行います。

参加費は2000円です

個別瞑想体験は1回90分3000円にて受け付けております。

瞑想者の方のセッション ならびにカウンセリングは 120分5000円で 充実した内容をご体験いただけますので

瞑想会に来られない方はぜひご利用ください。