2018年11月09日

カルマの法則*真実を受け止める勇気

カルマを無事に解放してしまうには 目の前で起きていること

今 そのものの真の姿を受け止める勇気が要ります。

そう、自分に都合の悪い現実です。

 

実は人間の自我の意識は 本人が生きやすいように 真実を自分のつごうのいいように解釈して誤魔化してしまう癖があります。

ほとんどの人が無意識にそうするように 人間の意識の構造がそうなっています。だから恥ずかしい事でもなんでもありません。ただ、自我の意識というものがそういうものなのです。

 

ですが、真我の意識はそうではありません。 真我の意識は 誤魔化しはできないので 

真我の気付きが自我の意識にとって都合が悪い場合は 

真我の意識を眠らせてしまいます。 意識の奥底に隠してしまうのです。

 

ここでネックになるのは 自分に都合の悪いと思っていたことは

本当はさほど都合が悪いわけではなかった ということに気付く必要があるのです

 

自我の意識は 肉体としての自分自身を守るための意識ですので

決まりを作ったり 安全なエリアにいたり、またその安全な場所を守ることに必死になります。

肉体としての自分を守る というのは 物理的肉体だけではなく、アイデンティティを守ったり

価値観を守ったり、コミュニティの維持を守ったりもします。

 

そして、これらが損なわれそうになると 緊急事態のアラーム、カルマの感情が発動します。

あなたの自己保全システムのセキュリティレベルが高くなれば高くなるほど

多くの制限と規制が介入し 作動し始めるのです。

そのレベルボリュームを上げる張本人は 怖れ です

 

あなたの恐れは あなたを守るために あなたにいろんな行動制限をかけ、

自他を裁き、真実を歪めて安心しようとします。

 

怖れは実体のない頭の中のイメージですが、

安心もまた 実体のない頭の中のイメージです。

自我は 自分が気が済めばそれでいいのですから。。

このイメージは 実は 自我が掴んでいる幻想なんです

自我の価値観という基準がジャッジしている善悪、良し悪し、好き嫌い

 

この選り好みは 真実しか見ていない目からみると

とても奇妙に見えると思います。

実際に危険な箇所、問題がある箇所はそこではないことが多いからです。

 

また、自分が反応してしまうことに目を奪われすぎて

必要なことがおろそかになり、必要でないことに必死になってしまうことも起こります。

引っかかる箇所に振り回されて ジタバタすることも ただの徒労に終わってしまうことが少なくありません。

こんな時の様子を 独り相撲 なんて言ったりしますね。

 

そしてふと思います

私はなぜ こんなに気苦労が多く ストレスがたまるんだろう? と。

 

その葛藤のエネルギーは 外側に向かうと、誰かや環境が悪い と思ってしまい、

自分自身の内側に向かってしまうと 自己否定や劣等感になってしまいます。

 

真実は 誰も悪者はいないんです。

みんな もがきながらも懸命に生きてきただけのことです。

人同士のジタバタで摩擦が起きたり

誰かのカルマの解放のとばっちりを受けたり

カルマの解放は 自我から見ていると 自分の中の問題 とは気づきにくいのです。

 

反応するのは自分のカルマ ということを知らずに

反応させる誰かが悪いと 思ってしまいます。

 

この世の真実が何か なんて なかなか誰も教えてくれませんし、

現代社会のような真我のことを忘れて生きている社会では 見つけることも難しいのだろうと思います。

 

だけど 真我は気付きます

あなたの中にもいる 真我は このストレスは 甘んじない方がいい と気付いているんです。

 

自分自身でややこしくしてしまうのは カルマのエネルギーが原因なので

瞑想をして 内側のエネルギーや波動と整えると いろんなことが解決してきます。

 

この辺の仕組みは 物理的な事や詳細を話しだすと一晩中でも終わらないので今は割愛しますが

自我を大人しくさせることは 頭で理解するより 内側の掃除した方が断然早いですし苦労がありません。

 

内側から摩擦のエネルギーがなくなって 初めて なんてしんどいものを抱えてきたんだ!と驚くのです。

 

いままでいた世界の喧騒は 自分が掴んでいたものだった

 

手放すと どうなるでしょう?

 

あなたの中の静けさと出会う瞑想を 始めてみませんか?

 

すでに初めておられる皆様は 

カルマの感情は ただ 過ぎ去らせてください。

カルマは過ぎ去り消えてなくなります。

マントラの流れとダルマの流れが あなたを洗い流してゆくのです。

 

ダルマ(大いなる流れ)はあなたと共にあります。

ダルマの向かう方向は 愛 です。

海から虹