2018年11月04日

ELM瞑想とマインドフルネスの違いと共通点

今日は マインドフルネス瞑想会の日でした。

瞑想の前後に

アン・フーンさんの法話とサンガメンバーからの質疑応答があります。

今日はサンガの中で サンガを訪れる人との関わりについての質問が出ていました。

サンガは在家信者たちのグループのことです。

 

こう書くと マインドフルネスは宗教か? と ドキッとする方もおられるかもしれませんが、

そもそも、宗教と言うのは会社や学校と違って 何を信仰するのか 本人が選ぶもので、

教団が信徒を管理するところじゃない と私は思います。

こういう私もマインドフルネス教団の信徒 などという立場ではなく

マインドフルネスの考え方が好きなので 

こちらの場所をマインドフルネス福岡サンガにお貸ししたことが ご縁でした。

私は良いものはなんでも取り入れ、合わないものとは離れていく という流れに従って生きています。

 

マインドフルネス瞑想は 

ティク・ナット・ハン師の率いるプラムビレッジという僧院での僧侶たちの生き方がベースですので

マインドフルネス的に生き方を整えることが基本です。

 

出家していない在家の人々は 何かのご縁でマインドフルネスに興味を持ち、日常生活の中にその要素を取り入れ、苦悩から離れる生き方を選んだ ということなのですが、僧院にいるわけではないので、自分からでできるだけマインドフルネスな生き方を心がけるわけです

でもまだ信仰に従って生きるライフスタイルには変わりきっていないこともあり、どう行動を判断したらいいか 迷われる人々も多いのだろうと思います。

 

私はまだマインドフルネスと出会ってからは1年も経っていないので 今まで学んできたELM瞑想との共通点や違いなどを見つけては 「ほうほう、ふんふん」と 興味深く見せていただいているのです。

 

基本的には 目指すものは同じだと感じています。 ただ、そこへのアプローチは多少違う部分もある

 

そして共通して 人々が何に引っかかるか どこで苦労するかなどはかなり同じなように思います。

 

ELM瞑想とマインドフルネスの違いは 

ELM瞑想は決まりがない というところが大きく違います。

マインドフルネスは基本が仏陀の教えそのものです。仏教にもいろんな宗派がありますから、現代では戒律については様々かもしれません。

もちろん、マインドフルネスを実践しているプラムビレッジも僧侶としての戒律ははっきりあります。

それを実践する約束で 僧院というコミュニティに参加することが可能になります。

その中では罪は犯しにくくなり 清らかに生きるには生きやすい場所かと思います。

海外の若者たちも 自我の摩擦やエネルギーバランスの偏りの大きい世界で生きる事が苦悩に満ちてきますと

清らかなエネルギーの場で生きる事を望むのだろうと思います。

それはそれで 望む者にとっては幸福な選択なのだろうと思います。

 

在家の人々は 僧侶よりはずっと選択肢が多いです。

ただ、どう行動するか 何を思うかで 自分の人生にどのような色がついてくるか、また

どんな人生を送るか が決まって参りますので 自らそれを選ぼうとするだけなのです。

 

これはELM瞑想では そこが基本です。

より よいエネルギー、より高い波動で生きていくために この世界のエネルギーの流れと仕組みを学んでいます。

もちろん、それが心地よく生きられる秘訣ですから。

 

どんなふうに生きたいか どんなふうに生きるかは 本人が決めます。

本人にしか決められないんです。

ですから あなたは自分で生きたいようにいきてください。

 

ただ、この世界の法則を知らない ということは ちょっと不利 ということなんだろうと思います。

この世界の法則を知りだすと ほとんど法則通りに事は流れていることに気付き始めます。

それを知らないまま 無理やり思い通りにしてやろう なんてことは 無謀なんですね。

この世界の流れの方向を知り、波に乗って 風を切って参りましょう!

ウィンドサーフィン

もし、それができるようになったら、出家も在家も変わりはしないのです。