2018年05月27日

ハートの声とマインドの声

瞑想の師匠 ボブさんがよく口にする言葉があります。

 

ハートの声に従いなさい。

ハートはあなたの人生の羅針盤です。

 

この言葉は私の人生の中でも大変活躍してくれました。

 

人生の中で我々はしばしば どちらを選択したらいいか 迷うことがあります。

 

ボブさんは言います

あなたがハッピーだと感じる方、それを思うとワクワクする方を選びなさい

 

それを聞いてからは 私は何かに迷うと どちらが私の幸せにとって重要かを

フィーリングで感じて測るようになりました。

 

これは、私たちのとらわれやカルマが無くなればなくなるほど

実に正確に機能してきます。

私たちは本来、自分たちがどうすれば幸せでいられるか知っている真我の意識があるのですが、

それがカルマによって覆われてしまうと、カルマの感情の方が強く出てしまいます。

ハートがそうしたいと感じているのに

「嫌だ」「できない」「恥ずかしい」「怖い」「すべきではない」「許せない」

などの感情に凌駕されてしまいます。

 

かつて 自分が望んでいる事が人に迷惑をかけるかもしれない という思いから

望みの方向に進めないことがありました。

それで、私はその時は 我慢する を選択したのですが、

心の中はずっと釈然とせずモヤモヤしていました。

まるで、自分が犠牲者のように感じてしまうのです。

でも、その立場を選んでいるのは自分自身でした。

 

そこにあるのは、非難される事への怖れです。

 

抑圧 という状態が起きている時、そこには歪んだエネルギーバランスが生じています。外界と自分の内側のエネルギーが調和していない状態です。

そのままでは大変居心地が悪いのです。

 

でも、そういうことは生きているうちにしばしば起こります。

荒れた天候の中では居心地が悪いのですが、その状態を自分の都合に合わさせることはできません。

それで 私たちは、そのような状態の時は過ぎ去るのを待ちます。

そして荒れた天候と無駄に戦わず、折り合いをつけて機嫌よく暮らすのです。

 

進む道のりで、岐路に出会った時、私たちはどちらにするか 選択せねばなりません。

その時はぜひ 自分のハートに正直に生きてください。

その道は あなたに必要な体験を用意しています。

 

たとえ、それがちょっと厳しい道のりになったとしても、あなたの魂がそれを望んだからそちらに行きたいと感じるのです。

 

人生には 無駄な体験 というものはありません。

たとえ目的地に遠回りになったとしても、

そこには他では見れない景色があります。

 

行く道のりの 障害は乗り越えたり味わったりしながら 私たちは強くなり

磨かれても行きます。

そして、カルマの感情は味わって体験と共に終わって過ぎ去っていくのです。

見ないように蓋をしなくても大丈夫です。過ぎ去る瞬間をやり過ごせばいいのです。

 

感情は恐れるに足りません。

 

そして あなたの望みを 手にしてください。

あなたが あなたらしく、誰の人生でもないあなたの人生を生きてください。

そして あなたの周りの命にも 望むようにさせてあげてください。

向日葵