2018年01月12日

瞑想と世界観

悟り は 自我の意識を越えた意識です

 

自我は一つの肉体が持つキャラクターにすぎません。

自分、 氏名〇〇△△ という名前の付いた人間が持つ個性で

それを観察する意識は 誰でもない意識 超自我 です。

そこが神意識 と近いもので

世界の構造を 知った という体験の自覚があって 神意識 となります

その意識が観察する 自我のキャラクターは 個性と限界を持っています。

 

そして 個 の保全のために生命活動を行って

脳でイメージをめぐらしながら それぞれの世界観を持って生きています。

それぞれの世界観のイメージは 様々です。

 

ある個体は 忠義という正義の下に滅私奉公することが美徳で 礼節と忍耐のために生命エネルギーをつぎ込みました。そこに疑問を持つ余地はありませんでした。

ある個体は 生き伸びるためにあらゆる手段を使い、自分と 自分に属するもののみの生存に命を懸けます。そのための殺戮に罪の意識はありませんでした。

ある個体は経済と財産が至上のもので それ以外のものに興味がありません。

ある個体はビジネスというゲームに夢中です。

ある個体は 発展とさらなる繁栄 しか見ていません。

 

この広大な宇宙の悠久の時間の中で 地球という惑星の 限られたエリアで 特定のコミュニティでのポジション取りに夢中な 小さな生命体

これが人間です。

 

瞑想は 現実という限られた世界観の観念から 離れる行程です。

意識は肉体という殻に閉じ込められるイメージから離れ、 拡散します。

エネルギーの解放が起こります。

青い光