悟り は 自我の意識を越えた意識です
自我は一つの肉体が持つキャラクターにすぎません。
自分、 氏名〇〇△△ という名前の付いた人間が持つ個性で
それを観察する意識は 誰でもない意識 超自我 です。
そこが神意識 と近いもので
世界の構造を 知った という体験の自覚があって 神意識 となります
その意識が観察する 自我のキャラクターは 個性と限界を持っています。
そして 個 の保全のために生命活動を行って
脳でイメージをめぐらしながら それぞれの世界観を持って生きています。
それぞれの世界観のイメージは 様々です。
ある個体は 忠義という正義の下に滅私奉公することが美徳で 礼節と忍耐のために生命エネルギーをつぎ込みました。そこに疑問を持つ余地はありませんでした。
ある個体は 生き伸びるためにあらゆる手段を使い、自分と 自分に属するもののみの生存に命を懸けます。そのための殺戮に罪の意識はありませんでした。
ある個体は経済と財産が至上のもので それ以外のものに興味がありません。
ある個体はビジネスというゲームに夢中です。
ある個体は 発展とさらなる繁栄 しか見ていません。
この広大な宇宙の悠久の時間の中で 地球という惑星の 限られたエリアで 特定のコミュニティでのポジション取りに夢中な 小さな生命体
これが人間です。
瞑想は 現実という限られた世界観の観念から 離れる行程です。
意識は肉体という殻に閉じ込められるイメージから離れ、 拡散します。
エネルギーの解放が起こります。