2018年01月11日

命 と 意識

命 というものは 私たちの意識を越えたところにあります。

私たち人間は 人生を意のままに操りたいと思ってしまいがちですが、

その意識と 実際の命は別のところにあるようです。

 

命は 生命体を生きています。 DNAのプログラムによって生かされています。

肉体は命のままを生きようとします。

 

自分の身体や心が思い通りにいかない というご経験をみなさんはお持ちでしょうか

 

きちんとやりたいのに できていなくて 悔しい とか

朝 起きたいのに起きれない とか

もっと頑張りたいのに 動けない とか

痩せたいのに食べてしまう とか

おおらかでいたいのに心配してしまう とか

人前で堂々としていたいのに上がってしまう とか

書き出すとキリがありませんが(笑)

 

人間の持っている自我 という心の仕組みは 物事をコントロールしたい という欲求があります。

コントロールする指針は 願望が原動のこともありますが、ただの願望を越えた理想に従っていることもあります。

理想と生体反応が食い違っている場合に葛藤が起きるんですが、

 

理想に従う力が勝てば 肉体にとってのストレスが生じますし

肉体の欲求が勝てば理想を追いたい自我の意識がストレスを感じ肉体にダメージを与えます。

 

抵抗が強ければ強いほど大きな軋轢(摩擦)が生じます

 

自然に逆らう意識を自我の意識 と呼びます

 

しがみつく手(意識)を緩めて 自然に委ねてみる 

瞑想者は そんな方法を取ります。

自然の流れに委ねる。

自然の力 自然の流れ、これを 『ダルマ』 と呼びますが、

ダルマは 人間が想像する以上に大きな力を持っているからです。

 

『あるがまま』 という言葉は これを意味しています。

冬の空