2019年07月13日

真実を明らかにする

このところ、参院選のスピーチを聞く機会が多いのですが、

なかなか感心させられます。

特に 大西つねきさんという経済学者の方

面白いですねぇ。

 

『本当に大事なのは お金じゃない。皆さんの時間と労力(経験)です』

 

とおっしゃる。()内は私の翻訳です。

労働はエネルギー そのエネルギーに価値があるんですね。

お金にそのエネルギーを乗せてやり取りしてる

 

でも、本当は、私たちは何を体験して何を理解するか が とてもとても大事なんです。

 

だって、あの世に持って帰るのは それだけなんですから。

お金を沢山集めた経験 それは何になるのでしょうか?

そのために犠牲にしてきた時間の数々

関りを捨て、愛を捨て、人の温もりをあきらめて

得たものがお金 って  悲しくないですか?

子供のために残したお金で 子供が兄弟げんかをしたり、

欲に目がくらんで奪い合いの争い そんなものを残すことを

あなたは望むのでしょうか?

 

お金があることで特権意識を持ち、人を見下すこととか

その優越感って幸せなんでしょうか?

 

そこに愛はかけらもありません。

お金のある所に人は群がりますが、

それは愛ではありません。

お金が無くなった途端、蜘蛛の子を散らすように人がいなくなります。

 

お金とは 砂糖のようなものですね。

麻薬のようなものかもしれません。

人を狂わせる副作用を持ったものです。

 

そういう意味では 財界の人たちは薬中?

いやいや、アヘン戦争を起こした人と同じです。

支配のためにお金というヤクを使っている

それが無いと生きていけない薬中、いえ、金中になっている現代人

維持するモノとそれにかかるお金、

 

あなたは もう何もかも要らない って思ったことはありますか?

私はあります。

でも、自分が投げ出すと 誰かに迷惑をかける と思うと投げ出せない

そんなジレンマで生きている都会人は少なくないと思います。

 

執着があるうちは もっと苦しいでしょう。

私は 何もかもなくなった時はその時はその時 っていう

諦めというか、開き直りみたいなものがあります。

限られた命で いつかすべてを手放してあの世に帰るなら

執着なんて持ってもしかたないのです。

 

その代わり、生きてる間中、自分ができる限りの愛を表現したいんです。

生きてる間中、自分も笑いたいし、みんなの笑顔を沢山見たいんです。

 

そういう思いと同じ思いの人が 街頭演説をしていました。

 

生きるためにお金がかかる仕組みの社会で

生きるためにフウフウ言いながらお金を作って

それだけでクタクタ って

お金の奴隷なんですね。

仕事の疲れをとるために、整体とかマッサージやヒーリングでお金を散財して

私何してるのかしら って言った人がいました。

ホントにねぇ・・・って。

 

そんな社会を変えたいと実際に動き出した人。

お金中毒の幻想を剥ぎ取ってもっと生きやすい社会システムを作ろう!っていう人達

応援せずにはいられません。

 

みんなは、お金で満足するよりも 愛で満足できる

そんな世界は遠くありません。

 

だって、それはもう始めてる人がいるんですから。

ブータンではそんな政治が実際に行われているんですから。

 

私はこの日本の変化をワクワクして見ています。