2019年01月07日

失敗がもたらすものとは!? その3

失敗談を話し終わる前に 新たな失敗を繰り広げている今日この頃です。

今日は銀行振り込みする予定の通帳とお金に お茶をぶちまけて

湿ったお札がATMに処理してもらえない という事態になり、振り込みを諦めて

帰ったら、ATMに一部のお金と通帳が残っていたと 銀行から電話があり、

事情を説明するのに苦労しました。

お金が濡れていた だけならともかく、通帳まで置き去りにしてくるとは

我ながらあきれ果てます。

 

しかしながら いかなることがあろうとも 

私は私の機嫌を良く保っておくのが使命です(笑)

 

銀行では 笑いとありがとう に終始します。

濡れてヨレヨレになってしまった通帳まで新しくしてもらいました。

銀行員さん ありがとうございます。shinehappy01

 

さてさて 犬の修業とは なんぞや?  というお話です

 

プラムビレッジに出家した日本人の僧侶さん、

彼がプラムビレッジに出家した時は他に日本人の僧は独りもいなかったのです

当時は英語もまださほど話せるわけではなく 意思の疎通に苦労したそうです。

英語を話せる僧侶や尼僧もいるのですが、母国語だけの方もいて、ベトナム語だけ という方が多かったんですね。

ベトナム僧たちの中に入ると、もう全く言葉がわかりません。

ベトナム語はむずかしくてなかなか覚えられず もう心が折れそうだった とか。

孤立してしまい、孤独や疎外感も感じて

こんなのでこれからここでやって行けるのだろうか? と かなり落ち込んだそうです。

そんなある時、全体の集会のダルマトーク(法話) の時に 

プラムビレッジで飼われていた 犬が トコトコと会場に入って来て お坊さんたちの間にちょこんと座ったんです。

これは私も見ました

これです

法話を聴く犬

 

この犬は言葉をわからないのに 法話の場にやってきて この場の心地良さにリラックスしてすっかり寛いでいる・・・

それを見た日本人僧侶さんは、ハタと気づいたそうです。

言葉が通じない分からないことを気にして 疎外感を感じていたのは俺だ!

この疎外感は自分が作り出してしまっていた。

そうだ、この犬のように 言葉などわからなくても くつろいでその場を楽しむことをすればいいのだ!!

その時以降、彼はいつも機嫌よく過ごし、言葉がわからないことなど気にせずにいつもニコニコして親愛の態度で周りの人に接したそうです。

そうしていると、以前は距離があるように感じていた言葉がわからないベトナム人の僧侶たちも、

この男がいるとなんだか場が和むんだよなぁ と言って、

何かにつけて 彼を仲間に入れたがるようになったそうです。

言葉がわからなくても ニコニコして 親しげにふるまい、楽しそうに一緒に笑います。

何か聞かれたら言葉がわからなくても適当に「ヤァヤァ(Yes Yes)」というと、場が盛り上がったりw

そんなこんな 言葉がわからなくてもみんなが受け入れてくれるようになったある日

一番偉いお坊さんが 「ここで一番悟りを知っているのは日本人の彼だ」と言ったそうです。

それから 何かにつけ いろんなお役目をもらったり、いろんなことを任されるようになって 今ではすっかり自由にやらせてもらっているよ

と 屈託のない笑顔で話してくれました。

 

この話を聞いて

私は ハタ と思うのです。

私がこれでいいか、人の顔色や反応を見ている自分が居る。

誰かがそれでいいよ と言ってくれないとなにか 心もとない気持ちになる

何をそんなに気にして うまくやろうとするのか

 

もっと自分を信じたり 自分から幸せでいることを選択しないのか?

 

そうだ、これまで なにかしらしっくりこない妙な感覚 と思っていたのは 自分の自信の無さだ! と 気付いたのでした。

これでいいかどうか なんて 誰にも決められないんだ。

私が誰かに幸せでいいと許可をもらうのではなく 私が幸せにいることを常に選べばいいのだ。

ここしばらく、喉につっかえていた何かが スーッと降りていきました。 

 

空港へ向かう車で 言葉の通じない外国の方たちに混ざって 笑顔で楽しく過ごしたことは言うまでもありません。

顔を見て笑顔で。少しだけの片言の英語同士で お菓子の交換をしたり。

サンキュー、コップンカー、ありがとうheart04

自分では買わないような珍しいお菓子を楽しんで

みんなでいろんなものを分け合って家族のような温かい雰囲気の中 幸せいっぱいの時間を過ごしました。

またね、いつかまた逢いましょうheart01happy01 Byeheart04

 

私は最後の最後に すごいギフトをもらいました。

もうこれからの人生 幸せに生きない選択はありません。

どんな時も どんな辛いことが起きても

私は独りになることなどないのです。

この世界は私の家族です。

身近にいる人も 遠くにいる人も 生きとし生けるものすべて 私の愛する世界

皆が幸せでありますようにheart04

 

幸せに生きる方法を お伝えし続けます。