2019年09月21日

バランス

私たちが心を平和に保つためには 心のバランスをとることが大事です

心のバランスって? どうすればいいのか・・・

 

今日はそんな話をしてみます。

 

古代、自然と共に人が生きていた頃は 

人の生き方はとても自然のリズムに近いものでした。

光と共に目覚め お腹が空いたら食べること、食料は繊維を多く含み、お通じも自然。

夕闇と共に活動を終え、眠りにつく生活

具合が悪くなったら横たわり、治るまで寝ます。

 

ただ、現代のように医療は発達しておらず、栄養が常に満ち足りているわけではなかったので

病に命を奪われる運命には なかなか逆らえませんでした。

 

現代人は 科学と医療を発達させて、寿命を延ばす課題を克服してきました。

ただ、文明の発達とともに生きる環境も大きく変えて 本来の自然とかけ離れた文明に依存した社会を作り上げてしまうのです。

かく言う私も都会生まれの都会育ちで 田舎暮らしをしたことがありません。

そういう者たちは 何が自然だったのか を知らずに育ってしまうわけですが、

魂は やっぱり自然を愛するように出来ているのかもしれないと思います。

 

大阪のど真ん中で生きていた頃は、社会は角ばって澱んでみえましたが、

その中で疲れて 生まれて初めて地方で暮らした時は 感動の連続でしたね。

地方と言っても 九州では大都市の福岡ですが、

大阪ととても違ったところは、少し足を伸ばせば 雄大な自然がとても身近にあったことでした。

 

同じ都会人でも やはりみんなの感覚がかなり違います。

同じ場所に住んでいる人でもそれぞれの世界観によって大きく幅がありますが、

割合や平均値は都市によってかなり違いがあり それぞれの個性を持っています。

 

私は九州では 自然を愛する人たちとしばしば 自然の気に触れる機会を持つことが増えました。

そして 気を感じることがとても身近になったんです。

瞑想もその感覚を発達させました。

私は自分の中の気を感じ取って読み分けることができるようになっていったのです。

 

自分の中の気のバランスを取る。

 

これは健康を整えるためにとても大事な事です。

 

今の自分はどの要素が落ちているか

身体のどこに違和感があるか

身体のバランスを感じること

今の自分に何が必要か

それらを感じ取ることをするようになっていったのです。

 

身体に鞭打ってでも 今日働かせる生き方 は 美徳ではないことを知りました。

自分の心や体がなぜ壊れたか

それはあなた自身の生き方に起因します。

 

生まれてこの方 バランスの悪い生き方しかしてこれなかった人は

整えるのに苦労するかもしれません。

なにしろ、自分自身を探し出すことは自分にしかできないのですから

その自分が自分に鞭打つようでは 何も見つけられません

 

自分自身のバランスを取る ということは

私自身を愛する ということに他なりません。

 

自分を愛することができれば

世界を愛することは さほど難しいことではありません。

だって 同じことなんですから。

ピンクの蓮

花は愛を持って咲きます。誰のためでもなく

ただ咲くことが愛なのです。