2017年09月18日

不安を手放す 2

不安は、体の中に残っている感情でもあります。

怒り、悲しみ、恐怖 と共に 身体に残る感情の記憶 です。

これを、 瞑想的には 『カルマ』 と呼んでいます。

カルマは 細胞に残る感情の記憶 です。

 

今起きていることではないのですが、 身体を組成する細胞がその感情の記憶を保持していて、それが表面に出ようとします。

封じ込められた感情の記憶は外に出たがるのです。

それらのカルマは 体の中から出て行くことによって終了します。

自然に出て行ってもらうためには リラックスする方がよいのです。

感情が外に出る際に感情を感じますが 抵抗しなければ 自然に出ていきます。

感じないで出る場合もありますが、

感じてしまう時は、 ただ 味わうのです。 自然に終了していきます。

 

通常は 出たがる感情が表面を通過する時、それが心地よくないので ついつい抵抗したくなりますが、

見たくないと抵抗して封じ込めるとなかなか終わりにならないで体に残ります。

 

日常生活で上手にリラックスできる人は ストレスをため込みにくいです。

リラックスすると 自然にエネルギーとして抜けていくのです。

瞑想も深いリラックス状態を作れます。

いろんな瞑想法があるので 手法によって差はあると思いますがどれも少なからず効果を上げます。

ELM瞑想(エターナルラブメディテーション)はその中でも群を抜いていると思いますが。

 

それはさておきまして、 

リラックス状態が 疲弊した心と体を回復させ、健康な状態と健康な反応へと戻します。

でも、現代人の多くの方々は 時間ができてもリラックスできなくなっている人がいます。

緊張状態が長く続きすぎたために 身体が緩まなくなっているのです。

 

どんどん回復できないまま 疲弊が積み重なっていきます。

辛いですね。。 

不安を手放す 1

不安を手放す方法がわからない というお声をお聞きしまして、
どうすれば不安を持たずに済むのか について書いてみたいと思います。
1回では書ききらないと思いますので シリーズで少しずつ書き進めます。
 
不安は どこからくるのでしょう?
 
先日のブログで うつ病のしくみについて特集されたNHKの番組をアップしました。
 
 
これに不安感を持つ仕組みが詳しく説明されています。
 
うつ病は 不安という刺激が度を越したと時 心が疲弊しすぎることと不安ホルモンが脳が委縮するまで状態を悪くすることで 病気である うつ病 と診断されるようになります
 
病気とは言えないものの、疲れすぎてこのまま行ったら病気になる という状態も もちろんよろしくありませんし、
通常は健康でも よろしくない刺激にさらされ続けると 健康な人でも病気にまでなってしまう ということです。
 
うつ病の手前、抑うつ状態 は 心の風邪引き なのです。
 
脳の萎縮が生じるまで悪化すると もう通常の日常生活は困難になり 治療機関に頼って治すしかないですが、
 
現代人は このうつ病の手前の、心の風邪引き や 心がつかれた状態を 軽く見がちです。
病気になる前に健康状態に戻すことが一番大事なのです。
 
不安感を持つ ということは 普通の人でもよくあることで、それはまだ ただの心配性 とだけ見られているかと思いますが、ご本人にとってはその心配性は決して心地の良い状態ではないと思います。
 
通常でも心配性なのに、これでもし、大きくショックな出来事が起きたら どうしましょう!?
もうそれを想像するだけでも疲れ切ったりしていませんか?
 
まだ何にも起きてはいませんが、 あるいは 起きかけているけど阻止している とか
もう起きてしまって、ずっと悩んでる とか
 
悩ましいことですよね。
 
では、どうしたら悩まずにすむのでしょうか?
 
悩むことを少なくする方法の一つとして 瞑想する という方法があげられます。
毎日瞑想することで心の負担を減らすのです。 ただ瞑想するだけでも不安は減ります。
 
でも、もっと積極的に 不安にならない方法もあります。
 
これはこちらの瞑想サロンでは 瞑想者的考え方、物事のとらえ方 のご指導もしております。
 
瞑想で心を軽くすることと、これ以上不安を増やさないもののとらえ方
これら2つは心身の健康状態を整えるのに両方とも必要なものなのです。
 
その、不安を持たない生き方、悩まない考え方について シリーズでご紹介していこうと思います。
 
  次回へ つづく