不安を手放す 2

不安は、体の中に残っている感情でもあります。

怒り、悲しみ、恐怖 と共に 身体に残る感情の記憶 です。

これを、 瞑想的には 『カルマ』 と呼んでいます。

カルマは 細胞に残る感情の記憶 です。

 

今起きていることではないのですが、 身体を組成する細胞がその感情の記憶を保持していて、それが表面に出ようとします。

封じ込められた感情の記憶は外に出たがるのです。

それらのカルマは 体の中から出て行くことによって終了します。

自然に出て行ってもらうためには リラックスする方がよいのです。

感情が外に出る際に感情を感じますが 抵抗しなければ 自然に出ていきます。

感じないで出る場合もありますが、

感じてしまう時は、 ただ 味わうのです。 自然に終了していきます。

 

通常は 出たがる感情が表面を通過する時、それが心地よくないので ついつい抵抗したくなりますが、

見たくないと抵抗して封じ込めるとなかなか終わりにならないで体に残ります。

 

日常生活で上手にリラックスできる人は ストレスをため込みにくいです。

リラックスすると 自然にエネルギーとして抜けていくのです。

瞑想も深いリラックス状態を作れます。

いろんな瞑想法があるので 手法によって差はあると思いますがどれも少なからず効果を上げます。

ELM瞑想(エターナルラブメディテーション)はその中でも群を抜いていると思いますが。

 

それはさておきまして、 

リラックス状態が 疲弊した心と体を回復させ、健康な状態と健康な反応へと戻します。

でも、現代人の多くの方々は 時間ができてもリラックスできなくなっている人がいます。

緊張状態が長く続きすぎたために 身体が緩まなくなっているのです。

 

どんどん回復できないまま 疲弊が積み重なっていきます。

辛いですね。。