2019年10月29日

寂しさ

人は人生の中で 少なからず寂しさを経験します。

 

愛するものとの別れ

ひとりぼっちの時間が長くなってしまった時

誰も頼れる人が周りにいない時

心細い時

悲しい時

 

胸の奥がキューっと締め付けられるように痛く 

あるいは 胸の中にぽっかり穴が空いて 冷たい風が吹き抜けるような

そう寒さみたいな あの感情。

 

心の内に満たされて欲しい 温かい愛のエネルギーが途切れて

心のコップが空っぽになった感じです。

 

このままそのコップは空っぽなのか?

思わず涙が込み上げてしまいそう。

 

愛のエネルギーを見失うと 人はそんな風な身体感覚を持ちます。

 

愛のエネルギーって何だと思いますか?

どこから来て どうやったら手に入ると思いますか?

 

愛 は人生にとっては大きなテーマかもしれません。

 

どうして私は愛に満たされていないの?

そんな風に思ったら それは

誰か愛してくれる人がいなくなったからではありません。

 

自分の愛し方を知らずに今まで来てしまっただけのことです。

自分の愛し方は 自分が当然愛される存在である という自覚を持つだけのことです。

「それなら、自分は愛されるに値しない」なんて思ってやしませんか?

違います。

全ての生まれ来る生命は 神から愛されています。

他の生命体から愛されることを愛だと思わないでください。

愛は、自分が何かを愛する エネルギーです。

 

愛される というのは、自分自身に愛されるということが大前提にあります。

 

自分自身に愛されていないと 人から愛されようとしますが、

人から愛される という満足の感覚は じきに薄れてしまいますので、

自分を愛せるようにならないと 他者からの愛を信じることもできません。

 

あなたの中にあなたという命がある限り

あなたは愛されている存在なのです。

 

神さま って どこかにいるのではないんです。

あなたの命そのものと神は 同じです。

あなたの意識が 神である命と分離している時

あなたは命を愛することができません。

 

あなたは 愛されて生かされています。

 

じゃあ、どうしてこんなに人生が辛いの? と思う時は

あなたはあなたの命を生きていないことに気付いてください。

自分の命を生きる というのは

自分に正直になることです。

 

寂しい

辛い

悲しい

悔しい

 

自分の本当の気持ち 素直な気持ちを見つけることができれば

ネガティブな感情は解放され

あなたはあなたの命を見つけることができ、それを愛することができるようになります。

 

なぜかそれをダメだと思い込んでしまった

ダメ という基準を捨てて下さい。

 

感情は解放されて抜けていきます。

終わりがあるのです。

 

抜けて0になったら、

 

あなたは あなたの願うように生きてください。

あなたを愛して あなた自身が生きたいように生きてください

間違ったと思っても いつでも方向修正可能です。

 

花は光の方向に伸びます。

あなたも愛の方向に伸びようとします。

自然のままに生かしてください。

抑え込むのではなく 手足を伸ばすように心も伸ばしてください。

そこにあなた自身の愛が芽生えます。

忘れな草

誰かが思い出そうが出すまいが

誰のためでもなく

私は私のために咲いています。

誇らしげに。

そんなあなたの姿が人々の記憶に残ります