2019年06月

思い通りにいかない怒り

思い通りにいかない怒り 

これはエゴの怒りですね。

 

実は 正義感もこの一つです。

 

え?正義は 正義でしょ! と言いたくなるかもしれません。

 

でも、正義は 一つではありません。

 

私の正義 は  相手にとっては 

理不尽な圧力 

理不尽な攻撃   でしかないこともあります。

 

自我はこう言います 「え? 常識で考えてごらんよ!どっちが正しいか!」

「相対的に 向こうが悪い」 「どう考えても向こうが悪い」

そういうことにしておきたい自我があります

自我とは自分を守る仕組みですから そういう方向性に向かいたがります。

 

内側を洞察することなく自我の目線だけになると

相手の事情や立場や心情は 知りませんので そこから見えているものだけが全てになってしまいます。

そう、あなたの感情から見た状況と解釈です。

相手の状態に自分のイメージを被せて 誤解してしまいます。

 

「やっちゃダメなことした相手は悪だ!」

「そんな奴、存在しちゃいけない」

「社会にとって迷惑」   なんて思うことも・・・。

 

あなたは、持っちゃいけない感情を持ったことはありますか?

「あるけど・・・それは理性で抑えるものでしょう」

その感情が理性で抑えられないほど強く大きくなったとしたら?

「それでも抑えます!当然です。人や社会に迷惑かけるくらいなら死にます」

本当に? できますか? 自殺は殺人と同じです

ものすごいエネルギーが要ると思うのですが、それをやってのける人って 本来はエネルギーがあるのだと思います。

ただ、出口がないだけで。

やり場のない爆発的な感情を 外に出せなければ内側で爆発します。

 

しちゃいけないことをしてしまう というのは、

そこに封じ込められた負のエネルギーがある

それが溜まりすぎて、圧が高まり 火山の爆発のように大爆発してしまったこと。

本当はそれまでに、圧を抜く必要があったけど、

その機会を持てなかった ということ。

誰もそれに気づかずに スルー  あるいは

圧だけかけてきた かもしれない。

 

「そんなの知らないよ!」「迷惑かけられたのはこちらなのよ!」

「私が悪いっていうの!」

こちらは知らなかったことを自分の責任とは思いたくないので

一方的に噴火した火山に怒りをぶつけます

「迷惑かけた責任取れよ」

「もとに戻してくれよ」

しかしながら、

覆水盆に返らず

ぶちまけたものは、元にはもどりません。

とばっちりを被ったひとは、 被らなかった時には戻れません。

 

事象は 原因があって 起きます。

長い長い潜伏期間を経て 耐え切れない圧になったとき、綻びが大きく裂けてしまいます。

 

思い通りにいかない怒りは、何かを壊すまで 

その怒りが何を生じさせるか なかなか気づかないのです。

小噴火や摩擦は顧みられることなく、あるいは 蓋をされたのかもしれません。

 

形にならない怒りも エネルギーです。そのエネルギーが

一か所に そこがゴミ捨て場みたいに一か所に集まると、

それを引き受ける人は火山になります。

精神的に虐げられたり、見捨てられた人のことです。

他者の鬱憤のはけ口や逃げを被ってしまった 子供

健全に育つことが困難になります。ひつような栄養(愛)が枯渇していた場所。

 

先日の事件

罪のない人を巻き添えに自殺した犯人がいましたが、

そのような人を生じさせる関係や社会環境は見直されねば 同じことはまた起きてしまいます。

 

誰か一人を悪者にしておくのは、それ以外の人にとって好都合で

(自分に責任があるとは考えなくていいので)

問題を抱えた人は 役所や病院や教育機関がなんとかしてくれるだろうと 無関心でいると

自分が社会に向けている意識や、自分自身の 世界に対する態度を顧みることができません。

 

一人でも多く 愛することや癒すことをよく理解できていれば、

そのように見捨てられたり、掃きだめに追いやられる存在は減ります。

 

この世界に起きることは 自分の責任だけではないことも本当ですし、

かといって、何も関係ない というわけでもないのです。

 

全体を通して 起きることは起きます

防ぎようのないことだって起きます

責任は一人にあるのではない  私一人にあるのではないけど、無関係でもないのです。

 

一人一人に出来ることは 一つずつ世界を理解して温かい思いを持つことくらいです。

そして 傷を負ったものがあれば 癒す

一人の傷は 社会の傷でもあるわけです。

身体は全身の力をつかって、一か所の傷を治そうと働きます。

自己治癒力がなくなると、暴れる存在(菌や癌細胞)に 全体がやられます。

 

薬剤が体を救うのではありません。

自己治癒力があなたの身体を生かす。

生命力を失うほど ストレスをため込んではいけません。

 

生命力を失うほど 何かの奴隷になってはいけません。

人の生命力を奪うほど 自分の都合で他者を抑圧させては 

そこに爆弾をかかえるようなものなのです。

 

社会は 抑圧爆弾を製造している現状を見直す必要があります。

社会とは お役所の事ではありません。

社会とは 政治の事でもありません

社会とは 私たちの世界の事です。

私たちが生きている 今いるここの集まりです。

 

あなた自身と あなたの周りに リラックスと癒しを取り入れてくださいね。

そして 世界を支配しようとおもうエゴを 手放してください。

 

世界はただ、バランスを取りたいだけなのです。

起きる要因があって 何かが生じ、エネルギーの原則通りに事が起きます。

 

表面化するまでそれは見えないものです。

現われを否定しても何の意味もありません。

生きやすく、幸福な世界を作るのは

それぞれの人の状態次第です。

みんなが一緒に世界を作っています。

あなたもその一人です。

 

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あなたのストレスを減らします。

 

完全に心からストレスが消え去ると

そこには静寂しかありません。

 

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