身体

現代人のストレス 子供

過度なストレスは心身を疲弊させ、生命エネルギーを低下させ寿命まで縮めることになります。

現代社会はストレス過剰が社会問題になっています。経済を最優先した結果、命よりも経済に価値を見てしまっているのです。

お金が大事?ステイタスが大事?

でも、病気になって初めてそうではないと気づく人もいます。

キラーストレス という言葉も出てきました。

それで、ストレスは身体に悪い という見解が全体に拡がって、ストレスは悪者のようになっていますが、

悪いのは ストレスそのものではなく 過度なストレス です。

 

ストレスが持っているエネルギーよりも多すぎる場合は、休んでください。

そうでないと強制休暇(病気による入院)もしくは強制終了((^_^;))に突入してしまいます。

 

今日は、大人と子供の違いを書いてみます。もうすでにお気づきの方もいらっしゃることと思います。

子育てに大忙しのみなさん、ストレスは大丈夫ですか?

ストレスの処理を良く分かっていないと 対応する側もストレスが溜まりますね。

 

若い世代の 児童や青少年

彼らは生命エネルギーの塊です。

 

彼らにエネルギーの発散を封じたら エネルギーは出所を失い 内圧が上がってストレスフルになります。

更に封じ続けると、内側が傷つき病んでしまいます。

 

大人に丁度いい活動量と 子供たちに合った活動量は違うのです。


大人はかつて子供だった頃の感覚を忘れがちです。変化が少しずつなのでずっと今のままで来たような気がしています。騒がしい子供はイライラしてしまったりします。

 

どうして静かにできないの?何でわからないの? ということも かつては自分もそうだったことを忘れていたりします。

 

ストレスに過度に敏感になったり ストレスに鈍感になったり 

それは自分ではわかっているようでわからないものです。

 

もし 我慢しておとなしくさせないといけない場合は 別に発散できる時間を作ってあげてください。

制限されることなく思いっきり伸び伸び動ける場で。

 

どうしたらいいかわからなくなった時、

マインドは今の自分を基準にしてしまいがちですが ハートは全体を感じ取ることができますよ。

 

あるがままを感じてみます

 

相手のストレスを見る場なども 感覚を同調させて感じてみてくださいね。

相手はどう感じているのか。

これは自分にも使えます。

どう感じているのか 自分の中に深く入ってみて どう感じているのか

感じてみます。

 

子供の気持ちに同調して寄り添うと 自分自身の過去の思いも癒されます。

親子でハッピーheart04happy01

母性

 

 

才能の開花

スピリチュアル的 宇宙の法則 と言いますのは

エネルギーの物理法則に他ならないのですが、

このエネルギーの影響が これまでの科学で考えられていたよりも更に複雑な反応が起きる ということが現代科学でも解明されつつあります。

これまでの我々人間の認識では、かつて証明できたことのみを真実としてとらえていたのですが、

それはこの世界のごく一部の表面的な事象でしかないのです。

この世界、この宇宙の構造はものすごく大きい存在だということは想像に難くないでしょう。

まだ解明されていないことが山ほどあるのです。

科学の計測器 には限界があります。

面白いことに 人間の感性 というのは、実に精密にできていて、 計測器以上の感知ができる

ということをご存じでしょうか?

え?そんなわけない、そんなのわからない って思われるかもしれません。

そりゃあそうなんです。全員が精密機器以上のサーチ力を発現できているわけじゃないです。

使ったことない右手はお箸を持てない のと同じことです。

使ったことのない感性は よちよち歩きの赤ちゃん並みの能力なのです。

人間の肉体は無限の可能性を持っています。

 

感性 というサーチシステムを使いますと、実にいろんなことがわかってきます。

霊視で犯罪被害者の遺体の居場所を見つけることができる人がどこかの国にいらっしゃいましたが、そういうレベルもありうるほど人間のサーチ能力は無限なのです。

誰でもそれができる というよりは個々の能力の特化した部分を伸ばす、才能を研ぎ澄ますことで得意な分野が発達します。 

あなたの才能を発達させてください。それはマインドでは認識していない方面かもしれません。

瞑想で意識の内側が洗練されるにつれ、その才能に気付き始めるでしょう。

あなたの才能は あなた自身の命が喜ぶ事柄です。

マインドや欲を満足させるために走るのをやめ、命、魂が喜ぶことをしようとしてください。

カルマを手放した時、我欲を手放した時 命のエネルギーが活き始めます。

ELM瞑想はあなたにストレッサー(ストレスの要因)にとらわれない滑らかで軽やかな人生をもたらします。

ELM瞑想者のみなさんは 瞑想中の感覚をより楽しんでください。そして日常のフィーリングにも意識を向けてください。

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騒がしい人々

平和ってなんでしょう? 静かなこと? 何も起こらないこと?

問題なく変化がないと 人は退屈 という状態になります。

 

人間はエネルギーを持っていて そのエネルギーは消費されなければならないので、

エネルギーが余っている時にそのエネルギーの発散の場がなくなってしうまうと ストレスを感じ出します。

そういう時は エネルギーの使い場所が見つかった時に満足感を感じます。

これは幸せの一つです。

 

若い世代はエネルギーが有り余っていて、そういう身体はそのエネルギーを消費しなければなりません。

元気な子供は常に動いています。エネルギーを消費しなければならないからです。

 

個人差がありますので年齢だけでは語れませんが、相対的に

年齢を重ねるごとにエネルギーの発生量は減少し、生命活動が緩やかになってきますから、

だんだん動きが少なくなってきます。

 

そんなにしんどいことはやめとこうよ  ということになってきます。

老猫はずっとベッドで寝ています。

 

人間で言うと

幼少期、 学童時代、 思春期

青年期、 中年期、 壮年期   

徐々に変化していきますね。 DNAのプログラム通りに。

ストレスの多い個体は劣化が早くなります。

 

日々の変化は少しずつなので、

本人はゆっくり変化しているので自分が変化していることに気が付かないこともあります。

 

子供を見ていてこういう風に思ったことがありますか?

そんなにガチャガチャせずに大人しく座ってなさいな!

なんで静かにできないのかしら?

 

その答えは 肉体年齢が若いから ですね。

 

自分も若いときは そうだったことを忘れていたりします。

 

個体によっては最初から低活動気味な体もあります。

幼少期に身体を動かす機会が少なく 筋肉量が発達しなかったのかもしれません。

 

それは 個性です。

身体が緩やかな段階に入っているのに、未だに かつてと同じ量を活動しようと欲張って

疲れ果ててもいけません。

身体が丁度いいくらいに生きませんか?

 

穏やかに身の丈にあった生き方を。

 

ちなみに、長らく活動的に使える身体はどうしたら手に入るでしょうか?

 

それは 日々適度な負荷をかけて筋肉量を維持することでしょうね。

ウォーキング?いいことですね good

面倒がらずに動きましょうね(笑)

 

身体は鍛えて 心優しく happy01

瞑想した後は動きましょう!

チームおさるのサムネイル画像

 

瞑想をすると睡眠の質が上がる

瞑想をすると、睡眠の質が向上したり、短時間睡眠した後よりも意識を覚醒することができます。

これはなぜなのかご説明してみましょう

 
座禅のような 瞑想は とても修行的ですが、
ELM瞑想は 真逆です。 力を抜くので 逆にダラっとします。
 
瞑想中の身体をかなりのリラックス状態にしてしまいます。
 
ELM瞑想の最中は 起きて考え事をしているのでもなく、眠っているのでもなく、夢を見ているのでもなく、
どれにも近いような それでいて違うような 不思議な感覚になります。
 
でも、体の方は 心で感じている感覚とは関係なく 脱力と 代謝の低下が起きています。
 
 
雑念が起きていようが 起きていまいが 身体は極度に休息しています。
 
 
この間に身体は疲れを取り、血の巡りを良くし、デトックスして 身体を整えるのです。
 
 
普段、緊張の続く日常を送っていると
悩みごとや心配事やストレスで体が緊張状態になり、眠る時も体のきんちょうが解けず、ずっとストレスを解放できません。
 
ですが、ELM瞑想を実践すると 体の緊張が解け出し、体が休息できるようになってくるのです。
 
瞑想をすることで、リラックスすることができるようになります。
 
 
 
日常の忙しさや ストレスフルな環境が長期にわたると、緊張状態がいつの頃からか「当たり前」となり、私たちはその緊張状態を認識できなくなっていることがほとんどです。
 
無意識のうちに、私たちは緊張状態で過ごし続け、筋肉が力の抜き方を忘れてしまいます。
 
慢性の肩こりとか 背中の痛み、眠りにつくのに時間がかかるという方は、緊張状態が一杯一杯ですね。
 
 
そのままで、眠りについた後も、完全に緊張状態が解けなくなっているのです。
 
 
 
この緊張状態は、、思考と心と体がリラックスできていない状態です。リラックスできない理由は、悩みや心配事や、恐れなどを無意識のうちに抱えているからです。
 
この無意識というのが曲者です。手放そうと思っても、何を手放したらいいか よくわからないからです。
 
 
瞑想を実践することで、私たちは悩みや心配事、恐れなどを軽減することができます。
 
ELM瞑想は特にその効果が大きい瞑想法です。
マントラのエネルギーの影響が大きいのです
 
瞑想によって全身全霊がリラックスした結果、入眠が早くなり、また、瞑想をして意識的にリラックスすることが、実際の睡眠よりも高い睡眠効果を出すことになるのです。
 
30分の瞑想で2時間の熟睡に匹敵する休息が取れるのです。
 
身体が健康だと 心も健全になるものです。
心が晴れやかだと体が元気になります。
 
心と体を整える瞑想は ほんとうに素晴らしい人類の智慧なのです。
 
みんなで瞑想して若々しく晴れやかな日々を送りましょう♪
 
竹林のサムネイル画像

不安を手放す 2

不安は、体の中に残っている感情でもあります。

怒り、悲しみ、恐怖 と共に 身体に残る感情の記憶 です。

これを、 瞑想的には 『カルマ』 と呼んでいます。

カルマは 細胞に残る感情の記憶 です。

 

今起きていることではないのですが、 身体を組成する細胞がその感情の記憶を保持していて、それが表面に出ようとします。

封じ込められた感情の記憶は外に出たがるのです。

それらのカルマは 体の中から出て行くことによって終了します。

自然に出て行ってもらうためには リラックスする方がよいのです。

感情が外に出る際に感情を感じますが 抵抗しなければ 自然に出ていきます。

感じないで出る場合もありますが、

感じてしまう時は、 ただ 味わうのです。 自然に終了していきます。

 

通常は 出たがる感情が表面を通過する時、それが心地よくないので ついつい抵抗したくなりますが、

見たくないと抵抗して封じ込めるとなかなか終わりにならないで体に残ります。

 

日常生活で上手にリラックスできる人は ストレスをため込みにくいです。

リラックスすると 自然にエネルギーとして抜けていくのです。

瞑想も深いリラックス状態を作れます。

いろんな瞑想法があるので 手法によって差はあると思いますがどれも少なからず効果を上げます。

ELM瞑想(エターナルラブメディテーション)はその中でも群を抜いていると思いますが。

 

それはさておきまして、 

リラックス状態が 疲弊した心と体を回復させ、健康な状態と健康な反応へと戻します。

でも、現代人の多くの方々は 時間ができてもリラックスできなくなっている人がいます。

緊張状態が長く続きすぎたために 身体が緩まなくなっているのです。

 

どんどん回復できないまま 疲弊が積み重なっていきます。

辛いですね。。 

NHK ためしてガッテン 瞑想

17日の一日瞑想会開催が台風の影響で危ぶまれておりますが、

日曜日 どこにも出かけられないでお時間がおありの方は 瞑想特集の番組、

過去放送分ですが ご覧ください。(^_^;)

台風それるといいのですが。。

 

 

こちら、

NHKの ためしてガッテン でも 瞑想が特集されました。

まだ見ていない方は ↓ こちらをクリックしてください

 ためしてガッテン 

 

アトリエ霽月の瞑想

ためしてガッテンでは 一日3分の瞑想を進めていますが、

 『ELM瞑想』 は1回30分です。

これは2時間の熟睡にも匹敵する ストレスの解消と体力回復があります。

蓄積された心身の問題がリアルに改善するELM瞑想を アトリエ霽月ではご指導しております。

 

fullmoon  ELM(エターナルラブメディテーション)アトリエ霽月の瞑想  fullmoon 

 完全初心者の方の最初のマントラ瞑想は ラブマントラ をお薦めします。

また、それぞれの状態を拝見させていただいて、場合によっては 

 カルマの解放を優先する ババジマントラ 瞑想、  

ご病気治療中で体の問題にお悩みの方は、ハートマントラ、 または 観音マントラ を最初に受けることもできます。

 

それぞれのコース伝授後、 瞑想習慣を定着させることが 一番の努力目標です。

瞑想自体は ただ座ってリラックスするだけですのでお年寄りや子供でもできる簡単な方法です。

 

忙しすぎて時間が足りない方は、睡眠を補うこともできますので ぜひご活用ください。

不眠症の方や鬱などの精神の不調にもお薬よりも効果を上げる方法として注目されています。

 

一人で進めていくのは心もとない という方は継続的にサポートを受けられます。

定期的に開かれる瞑想会にお越しいただいたり、個人セッションでプライベートな感情の解消のお手伝いもいたします。

 

 

アトリエ霽月では 毎月第一土曜日に無料瞑想会を開いております。

瞑想未経験の方、 

また、伝授を受けたものの習慣づかなかったという方も、

ぜひ一度お越しくださいませ。

 

お申し込みとお問合せは PC画面右上のお問合せフォームよりどうぞ

NHKスペシャル キラーストレス

2016年6月に放送されたNHKスペシャルです。 ストレスのしくみを科学的に検証しています。

ご覧になりたい方は ↓ クリックしてください。 YouTubeのページが開きます

NHKスペシャル キラーストレス

 

 

 

私たちは 今をどう生きるかを選び直すことができます。

知性を幸福のために使うには 未知のことを知るキャパを拡げ、真の智慧を得て行くことが必要です。

そのために いままでの不必要になった観念を手放す必要があります。

身体や心にかけている負荷をおろすことで 私たちは  余裕 自由な心 を取り戻すのです。

マインドフルネス サイエンスZERO

科学的検証から 人間の仕組みを解明する これはとても興味深いことですね。

科学的なエビデンスと 現実に起きることが一致することが面白いです。

 

今日はアトリエで過ごしましたので まとめて動画を見ることができました。

 

 

2016年10月に放送されたTV番組です。 ↓ クリックしますとご覧になれます

 サイエンスZERO  マインドフルネス 

 

まずは ご覧ください。

 

改めて見るのも面白いです。

 

 

今日14日は早朝から出かけて下関の表具のお師匠さまのところに行きますので、今のうちにブログを上げておきます。

下関に指導を受けに行きますと、集中しすぎて 帰りはふらふらなんですよ(笑)

14日の夜はたぶん呆けています。(笑)

自我について② 自己防衛システム

アトリエ霽月の瞑想教師 野津寿子です。 自我について2日目です。

テーマの心の在り方 というより、心について です。

 

自我の意識はどういう仕組みになっているかと言いますと、

自我は身体に備わった 自己防衛システムなのです。一種のセキュリティソフト

個体を危機から護り、安全に維持するためにフル回転で仕事します。

個のために働いているので 全体のことまで考慮していません。

魂が経験を積んだり、成長してキャパが拡がると

個のエリアが 個体から 家族 グループ クラス 学校 会社 町 国 地球  と エリアを拡げますが

これには何世代か転生を重ねる必要があるようで、

生れ落ちて物心ついてくる時の意識には何の自覚もありません。

すでに作動中のソフトです。

 

このプログラムは 体験したことをデータとして取り込み、ルールを作成していきます。

でも、それらは固定されたルールで 変化に対して融通性がなく、

一視点からしか景色を見ていません。三次元を平面のようにとらえるので立体的側面は見えないのです。

つまり裏側のことは無視。 一面を全体としてとらえる癖があります。

 

短絡的でもあり、微妙に違うエネルギーを読み分けることもできません。

マインドの弱点です。微妙な変化に対応できません。

 

更に、一度作られたルールは削除されにくく、どの場面にも適応されて行きます。 融通がきかないのです。

ルール絶対。必要のない場面でもルールは作用してきます。

邪魔な場合ですら 当てはめてブレーキをかけてきます。

 

意識下でルールとしてインプットされたものは 箇条書きの法律のように第一優先され、固定化されます。

我々の行動を監視し、他者の行動も監視し、裁こうとするのです。

これは個体を危機から守るためですから 仕事熱心なマインドは余念がありません。

 

↓ こんな感じでしょうか

見張りワンのサムネイル画像

 

TPOには対応いたしません。 

用途以外のご使用は 使用者の責任でお願いいたします

という感じ。(笑

こんな商品あるんですね(笑

マインドにスイッチOFFはないですが。。w

 

話は戻ります (^_^;)

マインドは物事の本質よりもルールを優先したがるようになります。

ベースに危機に対する不安がありますから 絶対に守りたいのです。

 

マインドの目的は ひたすら個体を安全に永らえたい

 

これは 外界に命を脅かす天敵が存在する世界では非常に有効に働きます。

マインドは仕事熱心な監視員なのです。

これは身体に備わった機能で、意識はこの保安機能も作動させながら 身体を運転しています。

この三次元で人生という旅をするための乗り物 身体。

 

       rvcar==3

 

  次回へ続く

看取り士

みなさん、看取り士という職業をご存じでしょうか?

 

昨夜、看取り士の柴田久美子さんの講演会を聞きに行ってきました。

 

知人で 元看取り士だったという人がいたのですが

その内容までは話されなかったのでよく知りませんでした。

 

柴田さんのお話では、

今の日本は 臨終の場が 病院になってしまって、

旅立つ人との別れの時間が希薄になっていたり、

身寄りのない方は寂しく旅立たれることも多くなったのですが、

 

また、柴田さんは お父様の臨終の際に、

人が旅立つ時、残される者に大きなエネルギーを与えて旅立っていく というご経験があり、

看取りの場に強い思いがあり、看取り士という職業に着いたのだそうです。

そして、その感動を多くの方々に知ってもらいたい ということで

看取りの重要さを伝えるために 全国を講演して回っておられるとのことでした。

看取られる者の気持ちだけでなく、看取る者が得る感動が大きいのです。

 

人が生まれる場に立ち会うと 大きく感動する のと同じように

人が亡くなる際に 愛で見送る状況は とてつもなく大きな愛のエネルギーの場になるようです。

残されたものに熱い大きな愛が残されるのです。

 

温かい愛と思いが引き継がれる。。。

 

興味深いお話でした。

 

実は私の母は2年半前に亡くなったのですが、

亡くなる時、 私たち兄弟と、孫娘たちは、柴田さんがおっしゃた見送り方と同じことをしていました。

 

生前、体が動かなくなる病気で 生きていることにも死ぬことにも不安と絶望を持っていた母に

私は死ぬことは恐ろしいことじゃない ということを話して聞かせました。

チベットの死者の書なんかを読んだり、肉体を離れる時どうなるのか という話をしばしばして、

母が不安にならないようにしていました。

魂の旅立ちは故郷に帰る旅だと 私は思っていたのです。

 

いよいよ臨終の際は、自宅にこそ連れて帰ることは叶いませんでしたが、

不思議と子と孫がみんな病院に駆けつけることができました。

亡くなるおばあちゃんをみんなで囲み、みんなが母を触り、一番近しく面倒を看た妹が母の頬を撫で続け

おかあさん、おかあさん、ありがとうね

と伝え続ける中で 母が息を引き取りました。

そして、亡くなった母は すぐに自宅に運ばれ居間に寝かされて、その晩はみんなが母の周りに寝ました。

私の娘たちは 亡くなったおばあちゃんの頬を撫でたり手をさすったり 

まるで生きている時のように扱っていました。

 

母は寂しくなかったろうと思います。

 

その時、全員が 強く愛を感じていました。

 

看取り士の方は 見送るご家族の不安な気持ちのご相談に乗ったり、

臨終の際に戸惑っているご家族に何をしてあげたらいいか ご指導したり

 

身寄りのない方の臨終に立ち会い、温かく見送って

幸福な臨終を迎えるお手伝いをするのだそうです。

 

 

臨終を見送る者の方が 愛のエネルギーをもらうのです。

そして世界を 愛で見るようになります。

 

海老壮さんと麻央さんもそうですね。

 

臨終の心得、 多くの方がこのことを知っていると、社会は変わります。

命の根源を見せられるような体験 です。

 

瞑想で空を知る のと 同じ類のものだ というお話もありました。

ご興味があれば こちらを読まれてみてください。

 

本 いのちの革命