2020年08月24日

自分が嫌い と思ってしまう方へのメッセージ その2

このままの自分ではダメ、何かが足らない と感じているのは
過去の悲しみと怒りの感情であるカルマ、あるいは 愛の欠乏感 です
その時に充分味わい尽くせなかった感情
これは、満足を味わい尽くせなかった のではなく、
絶望を味わいつくせなかった時に起こります。
絶望感を回避して身の上に起きたことから逃れたい と思ってしまうことで起こります。
そう、誰にでも起きてしまう可能性があります。
 
受け止めきれなかった現実、これでいい と承認されない不安感を引きずっています。
涙が枯れ果てるまで味わい尽くさなかった悲しみ
エネルギーが出て来なくなるまで怒り尽くさなかった怒り
逃れることが出来なかった出来事を受け止め
怒り悲しみ尽くして 再び立ち上がる という課題がまだ済んでいません。
終っていないネガティブ感情は 内側に残り、
 
ずっとその時のことが続いているかのような錯覚にいますが
実際は、もうそのことは終わって過ぎ去ってしまったものなのです。
今ではないもの。過去の出来事の幻影です。
 
過去の心の傷の痛みは、癒す他ありません。
忘れようと思っても傷むものは傷みます。
 
傷の痛みは 傷が癒えて 消えていきます。
 
「まだ痛いし!それに、それがまた起きたらどうするの!?」
 
それは、
また起きるかもしれないし起きないかもしれません。
 
あなたが期待していれば(あるかもしれないと思えば思うほど)
起きる可能性は高まります。
引き寄せの法則をご存じの方には今更ですが、
避けたいと思うイメージも 逆に来てしまいます。
 
 
過去の苦い思い出、
あれはあの時たまたま起きたことです
なんらかのカルマ、自分以外のカルマが発動しただけ
そう
たまたま、このカルマを被る宿命だった
 
真相はなんでもいい。
もう、それが起きることを期待するのはやめにします。
過去がなんであれ、これからの私は幸せを創り出す名人になるのですから。
 
内側に潜んでいるネガティブイメージは
瞑想がお掃除を進めていきます。
なので、あるものを無いものにするフリもしなくていいんです。
瞑想で自然にそれはなくなります。
そう、時間をかけて カルマは消えていきます。
 
あなたに何度でも言います。
あなたはもう大丈夫です。
あなたに必要なものは与えられる。
あってもなくてもどうでもいいものは動きませんが
あなたに必要なものが与えられるのです。
今のあなたに丁度いいものをユニバースがセレクトして寄越しているのです。
 
「これが?」と思うあなたは今 この体験によって学ぶことがあります。
学びが停滞すれば次のステージはスタートしません。
 
あなたに必要な学びは何なのでしょう?
 
この答えは とても抽象的ですが、
それは摩擦が教えてくれます。
カルマの摩擦があるところを手放して癒していくことで
流れがスムーズに流れていくことができます。
言葉にするとしたら、 
カルマの摩擦を手放し、あるがままの真の愛を知る 
 
これがどんなものか は 体験がないとなかなかつかみどころがありませんが、
でも、本当はどの魂もそのことを知っています。
 
 
私も、あなたも、何もかも 全てひっくるめると
この世界は 今の状況で全体が丁度よく調和します。
そのようなバランスを取る世界で生きているのです
個体にとっては、好ましい事もあれば、好ましくないこともある 
全てを包括した世界に生まれたのです。
全てを自我が要求する好ましい事だけに変えることは不可能です
自我の要求は際限がありませんしね。
 
では、満足ポイントはどこにあるのか?
それは、これで良しのハードルを下げることです。
 
自我の意識は納得しないかもしれません。
自我の願望は最後は失望する経験をします。
思い通りにならない世界で生きているからです。
 
屋根のある家があって雨にぬれず、
帰れる家がある
今日、飢えていない。
冷蔵庫に食べられるものが入っている
お布団で眠ることができる
 
生きていくのに足らないことはさほど多くはありません。
 
うんと先の事なんてわからないもの。
心配で弱るよりも起きてから全力で対応する
起きた時は状況がはっきりしてますから あまり迷いません。
 
今 この瞬間をどんなふうに幸せだととらえるかは
あなた次第なのです。
 
すべては あるがままで良し。
あるがままに生きて良い
思い込みから解き放たれる時
条件付けには  関係なく、存在を愛する  ということが出来るようになると、
真我の愛 という素敵な感覚を 全霊で実感するようになります。

日輪

その3へ続く・・・