2020年08月17日

精霊を送る

京都の五山送り火、今年の様子が京都新聞に大きく出ていたようで

動画も見ることができました。

写真をクリックすると動画ページを見ることができます

 

大文字2020

 

例年の華々しさはありませんが、京都の人々の精霊を送る思いが込められていて感動的です。

私達人間は 小さな自我の視点からは 物事の表面的な一面をとらえがちですが、

感じる ということを多く使うようになってくると 物事の本質や

内側、裏側にある波動やエネルギーを感じ取ることができるようになります。

内側で自分の体験や感覚を通して 共鳴できるようになるのです。

共鳴ですので、その波動を体験している方が同調しやすいですから

経験値の高い人の方が共鳴は楽です。

 

ただ、カルマの感情がいっぱい詰まっていたり、強烈なエネルギーを持っていたら、

内側の波動はその感情で一杯一杯になってしまうので、

外側の波動に共鳴どころではなくなってしまいます。

内側にあるカルマの強い波動だけが同じ波動に反応して

それに焦点を当ててしまいます。

強いカルマを持っているポイントだけが目に着くのです。

かつての可哀相な自分と結び付けて強く同情してしまう とか 感情移入 

してしまいます。

この世界にあるその部分しか目に入りません。

「なんてひどい世の中なんだ!」

「私やその人を苦しめるそれ(対象)が許せない」

「ひどいものを排除したい!」

という気持ちになります。

 

平和運動、例えば 反戦運動をされている人の中で この

過去の否定から来る 排除したい気持ち が アクションの原動力になっておられる方々の多くは

この 過去の苦しみを まだ手放すことが出来ていません。

この場合 強い否定感が常に伴い、戦いモードになってしまうので、

このタイプの人々の周辺には 怒りの感情 いさかいや摩擦が起こります

平和運動をしているのですが 心は平和ではありません。

「こんなひどいことがあるうちは、私の心は平和にはなれない」

と思っていますが

実はちょっと違っていて、心の内にある心の傷がある限りは 私は平和になれない というのが本当のところです。

もちろん、目的を達して問題が解決できた時は達成感があるし、満足します。

でも

目の前の問題が 解決して消えた時には 次の解決すべき問題を探して またそれに取り組み始めます。

「これがあるうちは 私の心は平和にはなれない」ポジションを取ります。

本当にキリがありません

このタイプのカルマを抱えている方によく見受けられるのが

同じ志の者 同志の間でも よく摩擦が起きます。

基本的に闘争的です。

怒りのエネルギーが常に同居しているので仕方ありません。

傷付きやすく 怒り易いのです。

活動家の方々の全員がそうだ とは言いませんが このタイプの方は多いです。

怒りのエネルギーや 闘争 が内側にある時は

常に環境が戦いの場 になっていきます。

反戦運動をしているのに、常に戦ってしまっています。

実際は 嫌悪する対象を排除しても 安心しません。

気になる問題は次から次へと現れて なかなかなくなりませんし、

現世はずっと不公平で平和ではない世の中が続きます

この世界は平和も平和でないことも沢山そんざいしています。 常に。

平和でない場面

これは そのご本人がフォーカスする世界観なのです。

これを見る時、(気になって仕方がない時)

ヒリヒリとした心の傷を癒すことが第一の課題です

 

本当の平和を 手にしてほしいと願ってやみません。

本当の平和は 外側にあるのではなく、

あなたの内側にあり、

その内側の平和が あなたの周囲に具現化するのです。

心を平和に。 

本当の平和運動をしてみませんか?

精霊も それを見守ってくれています。shine