2019年12月18日

思い

生きていると 日々 いろんな思いに巡り会います。

楽しい事や嬉しい事、辛い事や苦しい事

元気、勇気、やる気 弱気

いろんなことに喜んだり凹んだり、

そして絶望したり、夢から覚めたり、、

 

そう、夢を見ている時は 夢でない今を忘れています

人は 何もない ちっぽけな今を忘れるために

夢を見るのかもしれません。

 

どうしてそんな夢見をしているのでしょうか

そう、その夢って あなたの現実のことです

現れる景色と思い

 

理想を追って、理想でない今を悲観したり

あれやこれや思いを巡らせて、落としどころを探す。

 

どう思ったとしても あるのはただ 今の真実のみ

泣いても笑っても それ だけ

 

と、いうことに気付いて 「あれ?」

「なんで思いを絡めて 悶絶してたのかしら?」

「思い通りを手放せば、実は なんてことはない『それ』だけ?」

 

「あ? (ΦωΦ ) 三 ( ΦωΦ) ・・・

 

 独り相撲?か・・・   これだけ?  か・・・

 

 ただの これだけ・・・

 

 あ、 あ?  あーあ、アホくさ」 (◎_◎;)ゝ

 

っていう悟りの瞬間 

 

そうです、これまで どれだけ必死になって幻想を築き上げようとしてきたことでしょうか

 

そんな幻想も 針の孔を蟻が通るだけで

いえ、針が風船の表面をちょっと突っつくだけで

一瞬にして崩壊してしまう

 

世界のバランスなんて 砂浜の 砂の城のようなもの

砂の城だけを見て それを取り囲む海も空も見ていなかった

ましてや暴風来るとか 晴天の霹靂~

 

そんな感じの意外感。

私の世界 なんてちっぽけだったんだろう、

しかも 自分の世界観の中だけでしか生きてなかったし

 

言葉で聞くと他人ごとですが

これに直面した時

一瞬にして自分の世界観が真っ白になる

エンドロールすら出てこないドラマの終了

 

でも まだそのドラマの中で生きている人間たち。

 

お釈迦様は そんなドラマは 本当は何もない空(くう)でしかないんですよ

と説いています。

 

そんな風にはなかなか思えないけど、

崩壊を経験した人にはよくわかる

 

空(くう)なんです。

 

あなたの意識は

空に拡がる無限の意識

あなたの意識を遮るものもないのです。

 

私とあの人を遮るものも

肉体とこの世界を遮るものも

今生と来世を遮るものも

何も無いのです。

 

あなた自身がこの世界そのものを生きています

しかも 永遠に ですから。

だから、思いっきり泣いたら

ありのままの今を ただ眺めて

ただ 命を味わってください。

 

あなたがあなたの命を受け止めた時、

本当の魂 愛 が発動します。

そこには 永遠の愛おしさしかありません。