2018年12月13日

意識の世界2*海のような意識のつながり

私たちの意識を 海に例えますと

今、この世界を見ている私たちの意識は海面の波のようなものです 

海の表面から外の世界を見ています。

小舟

自我の意識は小舟に乗る人 のようなものです。

小さな自分が広い世界を見ています。

身の回りの環境が自分の世界の全てです。

 

コミュニティは大きな船です。

大勢の人が乗っていて、丈夫ですが他者と一緒に載っています

 

海面が静かに凪いでいる時、

それは平和で 美しく穏やかな世界

そして、ずっと変化が無いと ちょっと退屈かもしれません。

感情の波は 風や波紋に刺激され起こります。

波もよう

波は伝わって全体に拡がります。

意識は周囲のバイブレーションを受けています

 

でも、私たちの意識は 海面だけじゃないということを

瞑想をしている方々はもうお気づきでしょう。
 
瞑想の時は水面下に入り海を体験します。
そう、私たちは海面の波ではなく、海そのものなのです。
 
海中
 
全ての命は(まだ生まれていないものも含めて) 海そのものです。
 
一人一人の個性や人生が、海面の1つ1つの波にすぎません。
 
自分の意識の内側は 全体= 神(高次元の意識)と繋がっています。
 
この意識の領域には終わり というものがありません。
死はただの通過点でしかありません。
魂は死ぬことはないですし、恐れる対象もありません。
この世界全てが自分自身でもあります。
宇宙意識です。
 
そうそう、
お釈迦様は そういうことを話してたんですね。
苦から離れるためには 色から離れてください
この世界では景色は変化し続け、そこに色付けして見ているのは私たちの意識です
色を掴むことを手放せば、ただ空(宇宙全体)があるのみ 

色 この世の変化する状況やその景色

空 全てを包括する広大な宇宙

 

物事を捉えて一喜一憂していた意識は 空に入ると 即座に宇宙そのものになってしまう。

ミクロの視点の小さな憂いにスポットを当てて悩むことを止めて

宇宙を感じなさい 

 

行こう行こう みんなで 宇宙意識になろう というのが般若心経です。

明日は般若心経の現代語訳をご紹介しましょう