私たちの意識を 海に例えますと
今、この世界を見ている私たちの意識は海面の波のようなものです
海の表面から外の世界を見ています。
自我の意識は小舟に乗る人 のようなものです。
小さな自分が広い世界を見ています。
身の回りの環境が自分の世界の全てです。
コミュニティは大きな船です。
大勢の人が乗っていて、丈夫ですが他者と一緒に載っています
海面が静かに凪いでいる時、
それは平和で 美しく穏やかな世界
そして、ずっと変化が無いと ちょっと退屈かもしれません。
感情の波は 風や波紋に刺激され起こります。
波は伝わって全体に拡がります。
意識は周囲のバイブレーションを受けています
でも、私たちの意識は 海面だけじゃないということを
瞑想をしている方々はもうお気づきでしょう。
瞑想の時は水面下に入り海を体験します。
そう、私たちは海面の波ではなく、海そのものなのです。
全ての命は(まだ生まれていないものも含めて) 海そのものです。
一人一人の個性や人生が、海面の1つ1つの波にすぎません。
自分の意識の内側は 全体= 神(高次元の意識)と繋がっています。
この意識の領域には終わり というものがありません。
死はただの通過点でしかありません。
魂は死ぬことはないですし、恐れる対象もありません。
この世界全てが自分自身でもあります。
宇宙意識です。
そうそう、
お釈迦様は そういうことを話してたんですね。
苦から離れるためには 色から離れてください
この世界では景色は変化し続け、そこに色付けして見ているのは私たちの意識です
色 この世の変化する状況やその景色 空 全てを包括する広大な宇宙 物事を捉えて一喜一憂していた意識は 空に入ると 即座に宇宙そのものになってしまう。 ミクロの視点の小さな憂いにスポットを当てて悩むことを止めて 宇宙を感じなさい 行こう行こう みんなで 宇宙意識になろう というのが般若心経です。 明日は般若心経の現代語訳をご紹介しましょう