2021年06月04日

見えない鎖

みなさんは 何かに縛られている と感じたことがありますか?

あれをしちゃダメ これはいけないこと それをしたらアウト  

なんて 制限 いつのまにか沢山持ってたりしませんか?

それはいつから採用した制限でしょうか?

「いやいや、ルールとか、常識ってものがあるでしょうが。」 と言いたくなるかもしれません

私は元々 かなり小生意気な子供時代を過ごしまして

大人の言う制限が不自由でなりませんでした。

もう全くいい子じゃありません。 いや、いい子だったところもあります。(笑)

自分が困らないことに関しては大人の言うルールは遵守しておりました

でも、自分がそれを我慢できないこと が 結構ありまして

全く自制心が効かない ということが多々ありました。

たとえば じっとしていること とか

何らかの衝動を我慢すること

ほぼ 無理で 母はよく私に「あんたは辛抱できない性格だね」と言いました

できないものはできません。

そんなこんな幼少期学童期を経まして、15歳のある日

環境の変化で 急に体重が増加したことがありまして、

自分の見た目が変わったことにショックを受けまして

食べることをやめたんです。自主的に。

炭水化物を全く食べなくなった。

なんか当時レタスしか食べなかった という記憶・・・もうかなり忘れたけど coldsweats01 

で、なんと1ヶ月で10kg体重を落としちゃったんですよ。

若かったですから 相当無茶したようです。

それで体は丈夫だったので 体調を崩すこともなく

ぶっ壊れたのは食欲中枢でした。

過度の飢餓状態で体は飢餓回避のために 貪欲な食欲をもたらしたわけです

どんな制限をも突破する食欲。。。 その後の結果は大変な事になります

いわゆる摂食障害という状態

この状態は 意識でずっと制限する願望を外さなかったので

制限したいエゴを生命維持の本能が長い間戦うこととなりました。

10年以上の黒歴史 となります。

意識の上でのルール 「痩せていなければならない」が

自然の在り方に逆らった結果 過剰な欲求を生み出してしまったわけです。

これは本物の飢餓状態。

かなり地獄です。

不自然なルールを採用すると 自然の流れに摩擦を起こします。

不自然なルールを強行すると それに反する圧が高まります。

一杯一杯まで伸ばしたゴムが元に戻る時、静かにゼロに向かう なんてことはありません。

ビヨ~ン ギュイ~ン バシッ annoy  ガシャーン バキッimpact イタタタタ crying

何が起きたっ!?

見えないエネルギーは 存在しないものではありません。

すごいエネルギーです

伸ばしきったゴムが切れる時、何かが破壊されることも珍しくありません。

自然は 自然体に戻る という作用があります。

あなたは 無理なルールに自分自身を押し込めたりしていないでしょうか?

それは物心ついたころからの当たり前だったとしても

無理な圧は あなたを歪めます。(もう)キツい
 

静かに圧を緩めていきませんか?

エゴはなかなか理想を諦めてくれなかったりしますが

その理想が 極端なほど かかっている負荷は大きいのです

その理想、本当に必要ですか?

瞑想者は そういった理想、圧や負荷 をどんどん手放していきます。

エゴの意識はそれに抵抗するかもしれません。

ルールの方が正しいと思い込んでると 罪悪感や怖れ、嫌悪 といった

感情が湧くかもしれません。

でも、そのルールの方がカルマだったりします。

あなたを自然体に置いてください。

そのままのあなたでいいのです。

植物たちや動物たちは 何の迷いもなく自然体であろうとします。

四角四面だけが 美 ではありません。

自然の豊かさを想像してください。

ありのままで美しいのです。

無秩序ではありません。

愛をもって調和してください。

あなたの波動が 愛 になる時、

あなたの周りにあるトゲが消えていきます。

愛から自分を護らなければならない という必要が生じないからです

愛は あらゆるカルマを癒してしまいます。

あなたは もう苦しい選択をしなくていいのです。

そして あなたの中のルールを手放して 愛になってください。

あなたを縛る鎖は 無い と知った瞬間から

あなたは自由です

仏陀の瞑想