2021年02月27日

真理と現実

この意識が 人間という肉体に宿っている今、

毎日の生活、衣食住、持ち物、生活レベル、環境、人間関係、アイデンティティ

などなど、いろんな問題や課題を持っていますね。

それが摩擦の感情(ネガティブ感情)に満ちていると、それに身体が反応して

具合が悪かったり、不快だったり、苦しかったり、痛かったり

生きづらい時間を過ごすことになります。

生きることは苦しい そんな人生観を持ってしまっている方も少なからず見受けます

でも、果たして人生は辛いものなのでしょうか?

こんな風に言うと、「辛いから辛いんだよ。何言ってんの?」と言いたくなるかも。

 

だけど、その辛さを作り出しているのは

自分自身の世界観や観念 つまり頭の中のイメージ なのです。

自分自身の生き方を固定して辛い生き方をさせているのが 自分自身のマインド。

こうあらねばならない。

こうすべきだ。

これはこういうものだ。

こうしなくちゃいけない。

常識だから。

これが普通。

これがカッコイイ

こうありたい。

カッコ悪い

恥ずかしい

嫌いだから

無理

嫌だ

 

理論的なものから

感情的なものまで

身体に拒否反応を起こさせる要素を沢山持っています。

この拒否反応は、最初はごくわずか。

赤ちゃんが恐れるものは、ただ単に大きな刺激だけかもしれません。

それも個性があるので 何も怖がらない子もいれば 刺激に弱い子も。

刺激に弱い子 というのは繊細な神経の持ち主で HSPの人達かな?

(※HSP・・・ハイセンシティブパーソン 神経の繊細な方たちのこと)

と 思いきや、

いや、ちょっと待てよ・・・

私の長女、HSPさんなんですが、よく思い出してみると、幼児期は怖がる子じゃなかった。何事にも全く物おじしないで人懐っこく、笑顔で沢山の大人を癒してた

のですが、いつからHSP要素が強くなったのか・・・

さらによく思い出してみると、

小学校に上がって、自分と他者の違いに摩擦を感じ出した時、

それで傷ついた時、

父親に大声を出されて怖かった時、

本人が生きづらいと感じ始めた時、

彼女は自分がHSPだと自覚し始めました。

これは、私自身にも覚えがあって、

私は小学校を卒業するまで この世で怖いものは蛾とゴキブリだけだったのですが、

(笑) それ以外は、暗闇も雷も崖っぷちも何にも一切怖いものがなかった。

中学校に上がって極度のいじめを体験してから 人が変わったように陰キャに転向

(陰気キャラ・根暗さん)

人間不信、対人恐怖症、拒食症、うつ   などなどを体験することになる

一定期間の過度のストレスで 脳内環境が一変してしまうのかもです。

育った環境や 過ごしたコミュニティでの 過度のストレスが

今生でのカルマを発動させるんでしょうね。

これは 偶然のように見えますが、宿命なので 避けることはできません。

そして 辛い体験を味わって

そこからネガティブ感情を昇華させて 愛になるのが 魂の学び

 

最初は カルマの被らない純粋な魂なら 最初からずっと純粋なままでいればいいのに

と思いたいですが、実際は肉体を持って生きていることで

他の肉体たち(他の生命体も含む)との関係において、それぞれの都合が相反する場合、必然的に摩擦が起きますので

私達肉体を持つ者たちは

摩擦を越えて 愛になる

共存という調和を目指すんでしょうね。

それは自然のシンフォニーとも呼べる

壮大な美しい調和なのです。

 

その感動を見た者は

我を消すことに 何の抵抗やまさつも持たなくなります。

その感動は 一瞥(いちべつ)と呼ばれる

最初の悟り

私は広大な自然の前に立った時、

視野に拡がる世界の生命と

広大な自然の息吹と自分の身体が同調して

この感覚になります。

この時、頭の中にカルマや別の考え事があると

それは入って来ませんが

無心で自然の前に立った時

私は世界と完全に同化します。

その感動と幸福感は 何物にも代えがたい 至福です

そして

その感動は 現在もこの体がしっかりと覚えていて

いつでもその波動へ チャンネルを合わせることができるのです。

 

まずは 内部のカルマのエネルギーを解放し、

内側の摩擦のエネルギーを減らしましょう。

その方法はもちろん日々の瞑想ですね。

そして

こうあるべき  という

あなたの牢獄をとっぱらってください。

あなたの周りには 檻は無いのです。

明るい所へ出て行って良いのです。

阿蘇五山