2021年02月24日

スーパークローン文化財展

しばらくご無沙汰しています。

色々と気ぜわしい展覧会前期間です。

忙しい中、今日は 仏像を見てきました。

どんな仏像を見たか と言うと、法隆寺の釈迦三尊

と言っても実物は奈良にあるので 

今回見たのは東京芸大模写研究室が作ったレプリカ

本物そっくりのレプリカです。

実は出身大学の友人たちにもこういったレプリカ制作職人や彩色師、発掘物保存などの分野に進んだ人たちが結構いてなまじ知らない世界ではないので

これだけのものを作る技術がどれだけすごいのか を理解できます。

ほんとにすごい。

釈迦三尊像の他にも焼失した 法隆寺金堂壁画の再現模写や

敦煌莫高窟の再現レプリカ

しばし飛鳥と敦煌気分を満喫しました。

それにしても綺麗な仏画たち

年代が経って退色したり剥落部分もホンモノそっくりに再現しているのですが

それらの年季の入った仏画がどれだけ綺麗だったか

ため息が出ますね。

こういうものを見せられると 自分の描いたものなんて とてもちゃちに見えてしまいます。

ああ、だめだ即席で描いた大きな仏画も もう一回ちゃんと描き直したい。

今回の仏画展は 間に合わないけど

次回の仏画展には必ず 満足の行く新作を出そうと決意するのでした。。。

瞑想と仏画 二足の草鞋(わらじ)です (笑)

がんばります。(掛軸表装もあるので実は三足)

釈迦三尊像レプリカ