欲と執着

ふと思ったんですが、物欲とか エゴとか

そういうものって 生きるモチベーションとかエネルギーをパワーアップさせるものなのかな?

いや、エネルギーが溢れかえってるので そちらに欲望が向くのかな?

と。(笑)

同じ状況にあって ある人は 愛するものを失ったことに大きなダメージを受け

悲しみに暮れ 生きる気力を失い

ある人は そんなことよりも生活や流行の冬物コートが気になる

これ、どっちが強いか? というと 後者だったりする。

たくましすぎる (^_^;)

いや、むしろ 「すごいよ君!」と賞賛したくなったりして。。

何が違うのか? 魂が若い、感受性の差

二人とも人間だけど、違う生き物みたいだ。

人の感受性は千差万別。

感受性に関しては、ハイセンシティブジャパニーズとしては前者の状態もよくわかる。

辛いね、痛いよな、可哀相、できれば助けたい。でも傷を癒せるのは結局本人。

でもね、傷付いた分だけ強くなり愛が深くなるよ。

弱いままでいちゃダメだ。

沢山泣いて浄化するしかない。

どんなに悲しんでも身体は生きようとするから。

エネルギーを持っていない人はそこで弱って死んでしまう人もいる。

昔の時代はそうやって 失恋とかで体調崩して死んじゃう人もいたんだよね。

平安時代とか。

現代は医療が発達しすぎて身体はなかなか死ねないけど。

 

頭の中のイメージは 実は頭の中にしかない世界

外で起きていることはいつも淡々と起きることが起き続けている

それが自分の都合に合わなくなった時

頭の中の世界のつじつまが合わなくなる

それを受け入れられないのが 大きなストレスであり、傷心。

でも、お釈迦様は言うんです

それは空の雲のようなものだよ

現れては消える 幻想

あなたの頭の中にあるあなたの世界の崩壊。

「ああ~、これでもう終わりだ!」と絶望して

自分の身体を殺せなかった者は

その後に 何事もない世界を見てしまう。

「なんだ、何も変わらないじゃないか」

「崩れたのは自分のアイデンティティだけ」

「それでも私は生きている」

「それでもここで生きている」

 

深い闇の世界というのは確かにあるにはあるのだろうけど、

そんな地獄は リアルには一般市民とは無縁。

起きやすいのは脳内の闇(病み)で それはただの幻想にしか過ぎないし、

悩みで病んで脳が委縮してしまったり、セロトニンが出なくなっちゃった状態

実際には起きていないことで 思いだけで病気になれるなんて 人間てすごいね

言葉だけで毒を盛ったみたいに殺せたり

情報だけで病気にできたりするなんて

面白い生き物だ。

でも、これは逆に 負の妄想を払拭すれば元気になれる という話で、

悟りはそこにあるんですよね。

それ、幻想だよ?

あなたが見てるリアル 社会の集団幻想。

みっともない とか カッコイイとか

誇らしいとか みじめ とかも。

だれが何を言おうが そんなイメージに振り回される必要は無く

依存するものを無くしていれば 恐怖すら起きなくなるのです。

 

あなたを陥れるのは執着を依存。

だから最初に書いた 落ち込む傷心の人と 物にしか興味のない人

どちらも大して変わらない。

もしあなたが幻想から目覚めて悟ったら

あなたはその命があるだけで幸せになれるから。

あなたは 愛というものを発信できる光だから。

だから 目覚めよう。

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