慈悲の波動

慈悲 という言葉は 観音菩薩さまが 人間が苦悩するのを見て救ってやりたいと願う心 を意味する仏教用語 ですが

 

この観音菩薩さまの心 というのは 人間の中にあるんですね。

 

宗教的には 菩薩様と愚かな人間とを一緒にするなんて 以ての外だ!と 怒られたお坊様がおられたんですが、 ここで書くことはどこの宗派にも属さないお話ですので 特定の宗教の教義を信仰していらっしゃって、私の書く文章に違和感を感じる方は スルーしてくださいませ。

という今更な弁明で すみません。

 

宗教観はちょっと脇に置いておきまして 

天国も地獄も 神も仏も悪魔も 全部人間の心の内にあるんです。

この世界に と言うよりは 人間の心の中にあるんです。

 

この世が地獄だ と感じられる方は その波動を生きておられる。

確かに無慈悲と思われる残酷な出来事 というのは存在していますが、

それらは 物質の現象で、 ただ それだけであって そこには悪魔は存在しないんです。

 

人間の苦悩が 地獄を生み出すんですね。 もしくは ネガティブエネルギーの発散による破壊。

これはネガティブ波動の凝縮を解消するための破壊で、 その原因は その場やその人物のみの原因で生じるものではなかったりします。

 

活断層がずれるためには長い間蓄積されたエネルギーの軋轢が限界に来るまで溜まる必要があるように、

なんらかの破綻が起きる時には 何らかの歪みの蓄積が起きていた ということになるんです。

そうでなければそれは起きないんです。

 

人間がひどいことをするときは 自我のエネルギーの歪みの凝縮が起きています。

 

これを解消するには 他者が他者を裁いても何の解決にもならないんです。

自分が自分を裁いても解決にならない

 

癒して緩める、もしくは エネルギーを逃す 解放するしかないのです。

 

これは エネルギーの流れの法則性で

圧がかかりすぎれば風船が割れるのと同じです。

 

一旦 ガス抜きが必要なので 誰かがカルマの解放をしていたら、しばらくそっとしておきましょう。

そうそう、あなたがとばっちりを受けないように 雨や嵐の時は 雨のかからないところに批難します。

土砂崩れが起きそうな時は 速やかに避難しましょう。

 

本来の動物的勘が働けば 早く察知できるのですが。。

 

心をニュートラルにすること それが瞑想の目指すところです。

空(くう)の領域。 啓発した意識は無思考で感覚で世界をキャッチします。

それは無感情などではなく 微細で豊かな感覚の場です。

チャクラ

慈悲の波動は 苦しみの体験があり それを越えて成熟した時に 生じます。

 

つまり カルマの解放を経なければ 到達しません。

カルマの解放は あなたを磨き育てます。