意識の深いところの話

暑さが一段と高いお盆前の時期ですが

皆さま いかがお過ごしでしょうか。

外に出かけなければ 室内でエアコンをかけて穏やかに過ごすこともできますね。

こういう時は文明をありがたい と 思うのですが

こんなに暑いのは 都市がコンクリートやアスファルトで固められているからかもしれないので

文明には利点と弊害が同時にあるなぁ と 思います。

文明や道具は使いようで 私達人間が良い使い方をすれば 限りなく善いものにもなりますし

同じものをエゴを満たすために使うと 結果はとても多くの苦悩を生み出すことになります。

何が大事で なにがそうでないか 

それは形やモノで判断できない と 私は思います。

何をするか という表面的な現われでは 本当のことは見えないのです。

どれだけ 分かったつもりでも

物事の一面だけを見て判断したり、

自分が全部をわかったつもりでいると

それは危ういのです。

真実は とても深くて大きく

私たちの目に見えない要因や要素それらは相互に影響を絡め合いながら

一部を切り取って扱うことなど 本当はできないのです。

この世界はどれをとってもそれだけを切り取って存在させることは不可能な

全体が同時にあることで一つの世界がある そういった世界を

私たちは生きているのです

なので、

自分の都合しか考えない というのは とても浅はかなことで

その見えているものの後ろにつながっている世界が

その後どう動くか を 私達人間のエゴの意識はなかなか考えられないのです。

この 表面や一部しか見えない エゴの意識から

全体そのものをとらえられる 真我の意識へと

進化できるようになるには 

やはり瞑想と学び が 必要なんだろうと思います。

エゴの意識からは 何の話をしているのかが見えにくいものですが、

全ての人の内側にある 真我の意識は

矛盾や波動はわかるものなので 

私たちは心の奥底で 真実を感じて知っている ともいえるでしょう。

ですから

意識の浄化を進めて カルマがとれてしまうと、

本当に 真実しか見えなくなるほどです。

 

ベースである空の意識は 本当は静寂だということも

それを見たいと思う人がいれば、全ての人が 観ることは可能だと思います。

ただ、それを邪魔するエゴの意識、マインドが

それを受け入れる(受け止める)ことを拒否するので

少し 時間がかかるのでしょう。

 

でも、真我も愛も空も

かならずすべての人の内側に存在します

なぜなら 私達生き物は そこから生まれて来た存在だからです。