仏画と表具

搬入完了

会場風景全体図は改めてご報告しますが

展示作品は こちらです

弁財天白描のサムネイル画像

弁天 観音 菩薩のサムネイル画像

聖観音のサムネイル画像

菩薩後ろ姿のサムネイル画像

勢至のサムネイル画像

勢至のサムネイル画像

続きはまた明日・・・

搬入

9日(日)京都での展覧会の搬入日でした。

午前中に福岡を出て ゆっくり列車で来ました。

 

18時集合で 前週の展示が片付いていない中、搬入が始まりましたが、

21時過ぎに 展示が終わっていました。1階と2階の 2フロアに80点以上の作品があって、

2日がかりで搬入だと思っていたのに

な、な、なんと3時間で終わってしまったのでした。

さすが! 元芸大同窓生  と言うか、全員絵描きなので coldsweats01

ヒルゲート表

表のウィンドウ、こんな感じになっています。

 

今日はさすがに疲れた?(笑

明後日から展示開始です。

お楽しみに ♪

 

仏画教室

月曜日の午後 月に2回 中央市民センターで福岡仏画の会の仏画教室をしています

昨日はあいにくの雨で かなり降られました。 

仏画教室はみなさんけっこうお道具をたくさん持って来られるので 

雨の日は躊躇してしまいます。

私も普段は自転車に資料と道具を積んで市民センターまで行くのですが、この日は徒歩で行きました。

(タクシーで行きなさいよ とのツッコミ)

徒歩15分なので 近すぎてなんだか躊躇でした( ̄▽ ̄;)

そんなこんなで、荷物を最小限にして歩くこと15分 

うーん、今年は、レインコートと長靴を買おう などと思いつつ、

履き替える草履を持っていきました。。

福岡仏画の会19.5.20

さすがに参加メンバーも少なかったのですが、

あまりにも真剣に没頭されているので 近づいて写真を撮ることがためらわれてしまいました。。

次回は作品を撮らせてもらおうと思います

 

仏画教室は 主に月曜、月に2回 中央市民センターで

それ以外の月曜日か、時々火曜日 月に2回 アトリエ霽月で開いております。

市民センターは広いので 大きな机に拡げて制作できるのがメリットです。

それと 駐車場が格安。

アトリエですと 無量駐車場は少し離れたところに1台、

それ以外は裏手のコインパーキング(6台)を利用していただくのですが、たまに満車になってしまっていることがあり そういう時は周辺駐車場を探していただくことに。。。

同じ並びの3軒西側に1つ、

隣の駐車場は便利ですが40分200円 (-ω-;) 悩ましい問題

ただ、アトリエはバス停が目の前ですので交通機関を使うとアクセスはとても便利です

それと、道具と資料が揃っているので消耗品以外はお貸しできるというメリットがあります。 (材料の販売も可能)

それと、3時のお茶が出ることもしばしば。cafe 

人数が増えましたらアトリエは教室日を増やします。今のところ、月に2回の開催です。

 

10月から中洲川端リバレインのNHK文化センターで月に1回の『写仏講座』を開くお話が進んでおりますが、また詳細が決まりましたら告知いたします。

こちらは毎回描く仏さまのお話をしながら 写仏をする予定です。

絵具で色を付けてきたい方はアトリエにお越しください。

 

福岡仏画の会・アトリエ霽月仏画教室は 入会されるとどちらで受講されても大丈夫です

月に2回でお月謝が5000円です。

新規入会の方は入会金5000円が必要です。

再入会の場合は入会金は要りません。

 

1回のみの写仏体験のご参加を希望される方は 1回3500です。

お道具や材料はこちらで提供いたしますので、手ぶらで来られてもできます。

 

どうしても日が合わない という方、個別レッスンがあります。

2時間5000円~ 時々、仏画レッスン中にお悩み事のカウンセリングになることもあり

色んな利用の仕方ができます。 wink

心安らぐ一時になれば 幸いです。

初心者の方も歓迎です。

写し描きですので 絵心がない という方にもできます。

仏さまがお好きな方なら 続きます。

生徒作品

生徒さんの作品です

 

 

仏画教室

昨日と今日は仏画教室の日でした。

先日の展覧会に来た方が新規で参加されることになり メンバーが増えています。

せっかく華やかになった様子を写す絶好の機会でしたのに、

いつもながら没頭する性格が災いしまして 本日も教室風景を撮影することをすっかり忘れてしまいました bearing

何かやり出すとすっかり夢中になってしまうのです。

 

そういうわけで画像は残念ながらないのですが、おかげさまでみなさんととてもなごやかで楽しい時間を過ごさせていただきました。

特に今日は 新しい下絵を探すのに アトリエの蔵書大活躍で いろんな資料が出てきました。

たぶん、うちのアトリエの仏画関連の書籍は 大概の図書館よりも充実していると思います。

 

仏画を始めた当初、

元々ちゃんとした信仰を持っていなかった私は 仏像の事も何も知りませんでした。

仏教の教義や戒律に関しても ほとんど知識がなかったのです。

ただ、美しい仏画を見て 清らかさを感じ 私もこのような絵を描いてみたい と思ってのでした。

25年ほど前の事です。

 

やりたい。やる! となったら 無謀なほど躊躇がありません。

見つけた書籍の著者の先生を調べてみますと、 

その本を書かれた先生はすでに亡くなっておられました。 weep

 

それでまた別の先生を調べて 弟子入りをお願いしたのですが、工房のすぐ近くに引っ越してこないと無理だといわれ、

当時子供が小さかったので断念。crying

本の先生のお弟子さんのされている仏画教室に行くことにしました。

お弟子さんと言っても もうプロの仏絵師の方です。

教室に通ううちに1年くらい経って先生にお願いして工房で働かせてもらうことになりました。

当時すでに絵心はプロでしたので、仏画のルールを教えて頂けると絵は描けます。

手先の器用さだけは誰にも負けない自負があり、更に負けず嫌いがどんどん突っ込んで参ります。

やりだしたら止まらない。。。

 

仏画や仏さまのことはそれからの猛勉強です。

毎晩寝る前に仏像の本を読み漁りました。 しかしながら文字を読んでいるだけでは仏さまの種類もなかなか覚えられません。

寝る前に百科事典くらい分厚い仏像事典を読みだすと 数分もしないうちに瞼が閉じてしまう始末でした。

 

でも、仏画を描くと、どんなお姿なのかどんな性質なのか、描いた仏さまの事は絶対忘れませんでした。

そして更に仏教のこともいろいろと覚えていきます。

これは、描く時、表現する時に性質や細部の表現がわからないと描けないので徹底的に調べまくるんです。

手の形、表情、着物の柄、宝飾品の形 宝冠のバリエーション、デティール、ありとあらゆることを調べて確かめます。 

しかも一枚の仏画で分からないことは何枚も何十枚も資料を集めて見比べてどう表現するか決めるのです。

仏像は 形に一々意味があるのも とても興味深い部分でした。

 

徹底的にこだわってこれでいいのか? を調べつくす。

一枚の仏画を描くのに何十枚何百枚も資料を見るありがとうございます。ありさまでした。

当時は今のようにインターネットが発達していなかったので、図書館を何軒もハシゴしたり、

博物館やお寺に調べに行ったりもしていました。

仏像や仏画の写真や印刷物をみつけると片っ端から収集したものです。

 

手に入る図版が命でした。

それから、先生の工房に通うようになってからは、すごいお宝のような図版が書斎にあって、それも見せてもらうことができました。

 

先生方は大先生のお弟子さん同士でご結婚されて ご夫婦で工房をされていたのですが、

お二人とも結婚してからの公募でのお給料のほとんどを仏像関係の美術書につぎ込んだとおっしゃっていました。

先生の所はご主人が仏師で、奥様が仏画と仏像彩色をされていたので資料の数も数百冊あったと思います広い部屋の壁三面が本で埋め尽くされていました。

パラダイスのような書庫でした。

 

 

今の時代は パソコンでいろんな画像が見られるのが夢のようです。

仏さまの種類や意味も どこにも出かけなくても情報が入るなんて 本当にすごい時代になったものだと感慨深いです。

 

でも 一般の皆様からすると、基本のルールがわからないと細部だけ見ても???かもしれませんが。。coldsweats01

仏像も瞑想も 知れば知るほど 面白い世界です。

 

そんな超マニアックな楽しみ アトリエで共有して下されば幸いです。

中台八葉院

仏像マニア必見です

アトリエ霽月教室仏画展 御礼

展覧会が終わって早 1週間が過ぎました

 

早いです coldsweats01

 

その節は お忙しい中、多数のご来場、ありがとうございました。shine

「癒されました」というお言葉を 沢山いただき、

嬉しい限りでございます。

本当にありがとうございました。心より御礼申し上げます

 

Facebookでは会場の様子を投稿していましたが まだご覧になっていない方のために 会場写真をアップしてみます
(スマホが今の機種になってから、スマホ写真をPCに移すのに苦心しております。どうもケーブルがどれかわからない)wobbly

勢い手間取って時間がかかってしまいもうしわけございません。。。coldsweats02

 

福岡中洲川端にあるリバレイン7・8Fにあるアジア美術館 

2019425142043.jpg

 

8F交流ギャラリー、とても広いです

会場看板 会場入り口

 

会場は可動壁もフル活用で 100点余りの作品が全部 展示できました。

3ブロックに分かれています

講師戸村寿子と 仏画の会メンバー5名 の 計6名の出品です。

ワタクシ戸村寿子は ここ2年で取り組んでいた掛軸三十三観音シリーズがお披露目できまして、

良かったです。

それにしても、掛軸はまだまだこれから修行ですね。 難しいです。

根気よく教えてくださる石津先生には心より感謝をお送りしたいです。

お身体が不自由で今回も残念ながら会場へはお越しいただくことができませんでしたが、

この場を借りて御礼申し上げます。

会場写真会場写真

2019425142149.jpg 会場写真 会場写真 2019425142747.jpg 

 

こちらはワークショップの様子です

ワークショップ ワークショップ峰さん

若くて美しい外国の女の子も参加してくれました 筆で難しい作品にチャレンジしてくれました

ワークショップ

 

ペンで描く写仏 参加者さまの完成作品

ワークショップ作品ペン

 

筆で描く写仏 参加者さまの完成作品

ワークショップ作品 筆

 

色鉛筆の仏画塗り絵中

ワークショップ

 

ポストカード販売は好評でした。お買い上げ ありがとうございました。

ポストカード販売のサムネイル画像

 

こちらは生徒さんの出品作品です

釈迦三尊 

2019425143823.jpg

 

 

戸村作品

毘沙門天部分のサムネイル画像2019425143911.jpg2019425143957.jpg2019425144030.jpg

 

またこれから 瞑想のお話や 心のお話も順次アップしていきたいと思います。

何かに没頭するといきおい いまここ になってしまう今日この頃でした。

 

アジア美術館では 大きな作品の販売が許可されていませんでしたが、

アトリエ霽月では仏画のご購入は歓迎いたします。 ぜひ! 

手描き作品はちょっと無理 という方 ポストカード という手段もございます

今回の展覧会ではポストカードがとても充実しました!

6月の癒し体験フェアでも販売しますので どうぞお楽しみに。。

癒し体験フェアの情報は ニュース欄にてご覧ください happy01

 

仏画教室は 主に月曜日に開いておりますが、個別レッスンなども対応しております。

中洲川端駅上にありますリバレイン11階のNHK文化センター10月から 初心者のための写仏講座を開く予定です。

また時期が近付いて詳細が決まりましたら ニュース欄にて告知いたします。

 

仏画展詳細

ニュースの方にも同じ記事をあげておりますがブログの方でも告知させてくださいませ。
アジア美術館でのアトリエ霽月教室仏画展のお知らせです。

仏画展DM

中洲川端駅リバレインの アジア美術館にて 仏画展を開催いたします。

 美術館の開館時間は10時~20時で 最終日は18時までです。

 

日頃、仏画はなかなかお目にかかることの少ないものです。

仏画の掛軸はお寺や博物館で見ますが、年代物は 色が褪せたり、お線香のヤニで茶色になってしまったり

綺麗な色でのこっているのは少ないのです。

仏画の掛軸は 仏教の教えを伝えるため、また仏教の修法に使うため、僧侶が持ち歩けるように作られました。

持ち歩いても傷まないよう、どこでも飾れるように絵を掛軸に仕立てたのです。

額縁というものがない時代の人々の知恵と技の結集ですね。

今の時代では額縁の方がお手軽に手に入るので 掛軸の需要は少なくなってきましたが、

この伝統技術は なかなかに洗練されています。

持経観音釈迦曼荼羅部分ホワイトタラ

仏画は

描かれた当時の極彩色の美しい仏画を知らない方も多い事でしょう。

この機会にぜひ仏画の美しさをご覧になってください。

講師戸村寿子の作品50点以上、仏画の会メンバーの作品も50点近くあり、大変大きな仏画展となります
 

アジア美術館ホームページの情報は こちら

 

期間中ワークショップを企画しておりますので こちらもお楽しみに。

 

 12日 写仏ワークショップ 14時~16時

 13日 写仏ワークショップ 14時~16時

 14日 写仏ワークショップ 11時~13時、16時~18時

    ギャラリートーク  14時~15時

 15日 ギャラリートーク  14時~15時

 

ワークショップの内容

 ① ペン画の写仏   1枚 500円

   どなたでもチャレンジできるペン画のなぞり描きです

 ② 墨と筆で描く写仏 1枚 1000円

   伝統的な写仏をご体験ください。 お道具はご用意しますが、使い慣れた面相筆をお持ちいただいてもよいです。

 ③ 色鉛筆を使った塗り絵仏画 2000円

   白描(線描きのみ)が印刷された仏画に色鉛筆で色を塗っていきます。

 

出品者一同 みなさまのご来場をお待ち申し上げます。

 

尚、会場は飲食不可であり、生花を置くことが許可されておりませんので、食品及びお花の贈り物はご遠慮くださいますようお願い申し上げます。

アジア美術館HP

アジア美術館のホームページに 仏画展の案内が掲載されました。

 

http://faam.city.fukuoka.lg.jp/exhibition/detail/623

 

展覧会があと20日に迫っています。

まだまだ表装制作中です coldsweats01

 

こちらは案内はがきです

仏画展DM

仏画展DM裏

ちょっと画像が荒いですが お許しを。

 

今週中に済ませないといけない作業に追われております。。 coldsweats01

 

表装三昧でございます。。。

比佐水音さんのアトリエ

昨日は 作品の裏打ちを頼まれていた作家さんのアトリエで

裏打ちした作品をパネルに張り込む作業をしました。

福岡市南区在住の日本画家、比佐水音さんのアトリエです。

これまでも、何度か掛軸を依頼されてお作りしたのですが

今回は大きな作品

全長8メートルの作品を5分割して5枚のパネルに張り込みました。

室内では1/5ずつ作業をしていて全体像は見られなかったのですが、

張り込んだ作品を外に出してつなぎ合わせると 圧巻です。

比佐アトリエ

全体を写すと細部が見えませんが、この作品は近づいてみると細い雨 と

細かく風景が描き込まれていて 見ていると とても楽しくなってくる作品です。

作者である日本画家の比佐水音さんの故郷、熊本の風景で、

熊本城とか 水前寺公園がある ということを 

パネルに張り込みながら初めて知りました! happy02heart04

七色の雨

比佐水音さんは 2018年度熊本県の第10回香梅アートアワードを受賞されて

3月16日から4か所の巡回展で作品を展示されます。

香梅アートアワード巡回展スケジュールはこちらをクリックしてください香梅アートアワード

 

表装をしていると 自分の作品だけでなく、他の作家さんの作品に関わらせていただくのも

楽しみの一つです。

 

アトリエ霽月の仏画展は4月11日~16日

アジア美術館8F 交流ギャラリーにて開催いたします

 

こちらの準備にも追われております(笑)

仏画

仏画の展覧会まであと2か月を切りました。

仏画は 描いた後に掛軸に表装するのですが、表装作業に1ヶ月ほど要しますのでもう今月中に作品は完成しておかないとキツいのです。

2月に入って 制作がかなり気合入っています。

私の三十三観音シリーズの最後の1枚が完成して現在表装中の掛軸が8本ほどあります。これは三月中旬をめどに完成させます。

徳王観音制作中
 シリーズ最期の1枚 制作中
2019223223357.JPGのサムネイル画像
完成した絵に掛け軸用の裂地を合わせて選んでいるところ(スマホの縦位置写真が横位置に)

3月は生徒さんの作品の掛軸表装がありますが、それが済んだら 一気に展覧会の準備に集中します。

もちろん、瞑想会や瞑想伝授、セッションは通常通りです。

 

掛け軸づくりの写真も載せたいのですが 作業に没頭しすぎて写真を撮る余裕なしです(笑)

頻繁に表具師の先生の所に通っています。

作業に没頭している時は 無我夢中です。 瞑想のような時間があって無いような感じ。

 

益々、我が薄くなる今日この頃です。

 

仏画教室の様子は

福岡市中央市民センター 仏画

仏画教室制作中 2019.2.18

仏画教室制作中 2019.2.18

生徒さんの作品も随分と仕上がってきました。

完成間近です。

明後日はアトリエ霽月での仏画教室です。

 

瞑想の方は3月2日(土)に ELM瞑想無料体験瞑想会

3月3日(日)に マインドフルネス瞑想会です

瞑想会は楽しいです。 瞑想をすると とてもリフレッシュします。

 

仏画と瞑想のある日々 とても贅沢なことかもしれません。

無我の境地でまいります。

仏画と表具

しばらく仏画と掛軸の制作が立て込んでおります

4月の仏画展への作品制作が追い込みの時期に入ってまいりました。

 

3月は展示の準備に入るので2月中に制作に集中したいところです。

 

今年の展覧会はこれまでで1番大きな展覧会となりますので 特に4月は大忙しになりそうです。

絵を制作している時は チャンネルが変わるのか 日常生活ではいまここ以外の事がどこかに行ってしまいますね笑)

 

4月の展覧会では 会場で写仏を体験できるワークショップや 塗り絵仏画などのワークショップ

仏画についてのギャラリートークなども企画しています。

 

展示する作品数は100点近くなりますので かなり見ごたえのあるものとなります。

掛軸制作中

掛軸制作過程

掛軸は絵と布を組み合わせて組んでいきます。

元々、僧侶たちが仏画を持ち歩くために掛軸が出来たそうです。

 

掛軸作品三十三観音シリーズは 初公開です

 

また 作品解説も入れてご紹介していけたらと思っております。

 

明後日、日曜日は1日瞑想会の日です

お誘いあわせの上お越しください

アトリエ霽月で温かい1日をお過ごしください。