2021年05月26日

ルール

私たちは日々ストーリーの中で生きています

ストーリーの中の主人公の自分は

いろんな経験と記憶を持って いろんな思いを持って生きています。

でも、そのストーリーが幸福ならいいのですが

大半の方は 困難や苦悩へスポットを当てて 

ネガティブなストーリーの人生を生きてしまいます。

これは仕方がありません。

本来マインドはネガティブを見つけ出すための仕組みなのでどうしてもそちらに注目してしまうのが人間の性質でもあるのです。

マインドが掴むネガティブを掴みすぎないためにはコツがいるんです。

つまり ポジティブに生きるには その方法を知ることと努力が必要です

それを知らずにポジティブに生きられていないのは当たり前のことなのです。

 

人生の中のポジティブとネガティブの出来事の割合は 人によって違うでしょう

どちらかだけ なんてことは絶対あり得ません。

ネガティブな体験はみな経験しています。

ただ、その体験を越えてたくましく成長する人と

ネガティブをこえられないまま 傷として引きずり続けていく人には大きな差が生じます

良い悪いの話ではありません。ただ結果にそれぞれの違いが出るだけです

親がポジティブだとその影響を受けてポジティブが当たり前になるラッキーな方もいらっしゃるでしょう。

でもそれはほんの一部の人 大半の方々は ネガティブに悩みます

ネガティブループに気付いた人や 元気がある人は越えることを選択しますが、

気付く前に目をそらして 出来事に向き合うことをやめてしまった時

それは越えられないおおきな壁 カルマとして残ってしまいます。

あなたが幸せになりたいなら それは踏み越える必要があるでしょう。

一番簡単なのは 

そもそも ストーリーなど無いのだ と知ること。

越える壁もなければ、あなたを縛る鎖も無い

あなたを裁くルールも 実体などないので、

裁いているのは あなた自身だった と気付くことなのです

裁いていたのは 私??

そう それを思い込みと言います。

今までの世界は外側からそのルールが絶対だと教え込まれたかもしれません。

両親や 学校の先生から

自分で作ったルールもあるかもしれません。

社会の中で他者を共存していくには 摩擦を回避する方が生きやすいので

この社会の標準値を知っておくことは

とても役に立ちます。

そう、役に立てることができる

でもそれは絶対ではないんです。

法律で決められたことも ただ、そのルールを破るとペナルティがつく というだけのこと。

いくらやっちゃいけない と言われても、過失で越えちゃう時もある

また とめられない人もいるし、それを大事と思わない人もいる。

ただ、みんなのことを思えば 無理にしない という選択は『愛』なのでしょう。

この 愛 が大事です。 それは自分自身と世界を調和させる波動です

更に、愛の波動でいると 自分自身が幸福でいられます。

でも、ルールを守ることが 自分を裏切ることだったら 

その時は どうするか? 自分で選択できます。

なぜなら、私たちは実際 鎖で繋がれているわけでも 檻に入れられてるわけもないのですから。

ただ、この社会は 恐怖で縛られている ということはあると思います。

実際には存在しない檻や鎖のようなイメージ(悪い結果や漠然とした不安)に縛られています。

それは思い込み  もしくは 過去に経験した恐怖や痛みの幻影 です。

その実体はない鎖 が 存在しない ということに気付いた者から

鎖の無い生活になっていきます。

鎖が無いと 荒くれ者がうじゃうじゃいる無法地帯になると思っていますか?

あなたは 法律がないと ひどいことばかりしますか?

もしあなたが幸せを望んでいるなら そんなことはしないでしょう?

幸せでいたいなら あなたは愛を選ぶでしょう。

この世界を幸せに生きる基準は 愛だけで十分です。

他者を悪人のように扱うと その人は攻撃性や怒りをこちらに向けます

他者を善人のように扱うと その人はこちらに敬意を向けます

あなたが自分自身の愛を失っているとしたら それはとても損をしていると思いませんか?

 

もし、この社会に矛盾を感じたら

何が愛で 何が愛でないのかを しっかりと観察してください

真実が見えてきます

果たして 正義は愛なのか そうでないのか

それは立場で変わります。

正義は普遍ではありません。

愛は 普遍です

あなたの心の中にあるものは 愛なのかそ例外のものなのか

じっと見つめる時間が必要です。

あなたのために 愛を選択してください。

スイレン白 桜のはなびら