発想の逆転

唐突ですが、みなさん、硬いものと柔らかいもの どちらが丈夫だと思いますか?

 

硬いものは傷つきにくい 丈夫! と 思われがちですが

一定の圧を越えた時、硬いものは バキッ っと 折れてしまいます。

 

柔らかいもの というのは 柔軟性がある ということで

豆腐みたいに芯がないものはグシャっと潰れてしまいますが、

弾力を持った柔軟性のあるものは 形を変えることによって 圧を逃し、

硬いものよりも強い圧に耐えることができます。

 

私たちの心も 似たような性質があり 柔らかさは強さになります。

更に私たちの心のすごさは、

硬くも柔らかくも 自在の柔軟性すらも 持つことができることです。

そう、あなたがそのことに気付きさえすれば、それはできます。

 

赤ちゃんの時 ふわふわのピュアな心 外側の風にふるふると揺れる天使の心です。

まだ強さはありません。生まれたあるがままの形

これは弱いように見えますが 生命力は強いですから、

一度崩れても再生します。

 

赤ちゃんから子供になって大きくなるにつれ 少しずつ自我が芽生えて来たり、

成長するに伴い外側の枠を感じて  様々な形へと変容していきます。

容れ物次第でどんな形にもなります。

 

更にいろんな刺激に対応して 摩擦を受け止める強さを身につけて行きます。

鍛錬です。

この鍛錬の刺激がないと 上皮が強くならない

 つまり外側の刺激にきたえられてこそ 強さが備わるのです。

自然の仕組みは本当にすごいんです。

 

親が子を護りすぎますと この力が発達しません。

強さを育てる機会を奪ってしまっているんですね。

これは、親御さんが子供の可能性を信じられない場合に起きます。

ずっと子供が弱いものだと思っていると 守りすぎてしまいます。

 

守られていないと生きていけない ということは 本人にとってはとても生きずらい人生になってしまいます。

彼らは社会に出た途端、強さを求められるのですから。

自分で自分を守る能力 を育てること

周りからの快い手助けを得られる能力を育てること

それは本人が得て行く『生きる力』です。

 

私はやってもらうのは当たりまえ  というのではなく

どんな人でもできることと出来ないことがあり、互いを手助けし合う 

自分の得意なことを役立て合う コミュニティの力なんですね。

 

肉体的な手助けだけに限りません。

身体が動かなくても 人はいろんな役割を果たします。

存在そのものが持つパワーは大きな可能性を持ちます。

物質のやり取りだけが大事なのではありません。

心の交流があり、そこには感情のエネルギーも介在します。

身体が動かない人だっていろんなことができるんですよ。

温かい心や感謝の気持ちを動かすことはすごい働きなんです。

関わる人にパワーを与えます。

 

ピュアな心たちはこれらのエネルギーのやり取りは得意です

 

どうしてそれがなかなかスムーズにできないか と言いますと、

心の内にカルマを沢山抱えていますと、心が詰まって純粋な気持ちはなかなか出てきません。

この心の内に溜まっているカルマの感情(ネガティブな感情の記憶)をお掃除するツールが瞑想でありEFT療法なのです。

 

あなたが心の内側をお掃除すると あなたは徐々にピュアな心へと変容していきます。

このピュアな心が 真我 です。 本来のあなたの生命力。

 

あなたの生命力を自在に発揮できますと そこには存在の感動や愛しか残りません。

 

今 あなたの中に詰まっているネガティブなエネルギーを昇華させて

自然な発想の転換を起こしましょう。

それはあるがままのあなたです。

雪割草