私たちが掴んでしまっている幻想ってなんでしょうか?
ネガティブな幻想はもちろんですが、ネガティブでないものもあるんです。
たとえば、理想化
こんなことがあります。
誰かに理想のイメージを当てはめて、その人が理想の人であるかのように思い込んでしまうこと。
これは真実を見ていません。
理想という幻想を相手というスクリーンに映し出してみているだけです
これは恋愛の時によく起こりますが、恋愛でなくても 憧れの人やスター(芸能人)や教祖、リーダーにたいしてよく起こります。
理想化されてみているうちは 強力な魅力を感じていますが、
真実や現実を見てしまうと、その理想という幻想は一気に色あせてしまいます。
悟りの人は自分を飾ることはないので そのままを見ていてもあまり幻滅はおこりにくくはあるのですが、
見ている人の理想のイメージに1つでも外れることが出てくると、
一気に情熱が覚めて、幻滅や 怒りなどがおきることもあります。
騙された などと感じているかもしれません。
違います。 真実が見えていなかっただけです。
真実は 美しいばかりではありません。
純粋な人は 邪念はありませんが、それでも人間ですので
排泄もすれば 自我もある 体長の良し悪しもある ただの人間です。
みている人と大して変わることのない 人間です。
ただ、もののとらえ方が随分違う というだけのことでしょう。
この世界も同じです 陰と陽 光と影 両方があっての世界です。
光だけにはなりませんし、闇だけにもなりません。
どちらかがより集まっている状態はあるかもしれませんが、
この世界からどちらかを排除することができないのです。
排除はできませんが、変容させることは可能かもしれません。
どういうことかというと、
どの一面を表面に見せてくれるか なのですが、
それはあなたの波動次第なのです。
あなたの要素と共鳴した波動が表現されます。
この世界の汚いものを見て 気分が良くなる人はいませんが、
排除を願って嫌悪を発信するか 慈悲の心を発信するか で 世界が見せてくれるものは変わります。
あなたのそばに存在するものに 愛や慈悲を向けてみませんか。
何か特定のものに執着するということではありません
この世界に愛を向けます。
大きな包容力が育つでしょう。それはあなた自身を救います。