トラウマが消える瞑想

瞑想歴3年ほどになる瞑想者さんが来られていました。

その方は瞑想を始めるまで とても辛いトラウマを抱えておられて長い間苦しんでこられたのですが、

ここ最近 長年悩まされてきた辛い感情が すっかり消えてしまったことに気付いて驚いている と話してくださいました。

 

これは私も共通の体験があるのですが、

強いトラウマがあると 人生はとても生きにくく、それを手放すためにいろんなセラピーやヒーリングやカウンセリングなど行ってみるのですが なかなか改善せずに悩みが何年、何十年と続くことがあります。

それが瞑想をするようになって 本当に楽になっていることに気付き、

ついには 自分の中のどこを探しても そのトラウマの感情がみつからない というほどなくなってしまうのです。

これは実体験するまでわからない感覚です。楽になれると聞いて瞑想を始めるわけですが、

これほどまでに 予想以上に取れてしまうと、

今まで苦しんできたあれは何だったのだろう? と不思議にすら感じます。

それがカルマなのか・・・ 二人で感慨深く共感しておりました。

 

お悩み事がある方に、瞑想をすると苦しみがなくなるんだよ という話をして、体験談などを語りますと

「あなたはそうだったんだね(私にはきっと当てはまらない)」なんてお返事を頂いたりすることもよくありました。

いえ、あなたも悩みは消えますよ と言いたいのですが、

信じたくない方にはあまり強引に言っても 戦うような雰囲気になってしまうので

あまり声高には言わないんです。

実際、効果がはっきり現れるまでに少し日にちがかかりますし、1回2回で効く即効性を求めている方や

毎日の瞑想習慣を面倒がる方は カルマが消えてしまう前に瞑想に飽きてしまいます。

 

たぶん、そういう方は 割と日常が幸福で カルマに悩まされることもあまりないのかもしれません。

ただ心地よさを求めているだけだったのに カルマの解放で騒々しい感じがする とか。

 

でも、たぶんそういう場合は 本当にカルマが消えてしまった快適さに想像が及ばない ということも多いんです。

カルマが多すぎて 解放が片付くまで辛抱するのを嫌がって逃げてしまう という例もあります。

心地悪いけれども、慣れ親しんだ状況の方が安心 と感じる方もおられるようです。

心地悪いものを手放すか、慣れた場所にいたいか それはご本人の選択次第です。

 

私や カルマが消えたとご報告してくださった方は どうしてもカルマから解放されたかった という思いもあったと思います。

ここにいるくらいならチャレンジなんてどうってことない。ダメで元々だ

私はそう思っていました。

どうしても幸福を実感したかった (それほど、生きる事に違和感を持っていたのかもしれません。)

普通の状況なのに 幸せでいられない って どれだけ損な人生だと思いませんか?(笑)

なぜそんな風なのかが 謎中の謎でした。

 

また、ジタバタしながら 「どうにかしたい」 を手放してはじめて 解放が完了する というプロセスを経ることも興味深いです。

つまり、カルマが消えてしまうまで 瞑想をやめなかった ということがやりとげられた理由だったんじゃないかと思います。

 

また逆に 意外と「どうしても何とかしたい」 なんて強く思っていなくて、

ただ 日常の習慣的に毎朝夕瞑想を続けている人が 

どんどん穏やかな悟りの境地へと自然に移行していることが多いというのも面白いです。

習慣的にELM瞑想を実践している瞑想者さんたちは 実に穏やかです。

摩擦が起きないので 自我が前に出てくることがありません。

 

もし、尖った自我がそこにあっても、トゲトゲが溶けて柔らかくなってしまう

そんな空気になっています。

 

ここが 誰もが安心して癒される場所なのは 瞑想の波動が強く残っている場所だからです。

瞑想の波動は あなたをやさしく包みます。

ゴールドライト

実際に効果を実感する方とお話ししていると あらためてELM瞑想のすごさにを認識します。

こういう体験談は お一人ではありません。

瞑想を習っておられる多くの方が 意識と流れの変容を実感されています。

 

精神的な問題、心身症など ストレスが原因で起きる ほとんどの症状が緩和します。

カルマの掃除は、意図的にはなかなか難しいのですが、

ELM瞑想の効果はとても不思議で圧倒的です。

 

瞑想マスターのボブ・フィックス氏が ただ流れに委ねなさい と言う意味が

後からよくわかってきます。

それは決して理屈では説明できないものです。

 

もし 人生を 今を 軽やかに生きていたい という気持ちをお持ちでしたら

ぜひELM瞑想を始められてください。