考えるのをやめて感じる

最近 嬉しいことがありましたか?

最近 悲しいことがありましたか?

最近 腹の立つことがありましたか?

あなたがとても幸福を感じた時はいつですか?

 

あなたが何かを感じた時は その感覚や感情をしばらく味わってみてください。

それはどんな感覚でしょうか?

 

今 あなたは どんな感じがしていますか?

 

あなたの中にあるのは どんな感覚でしょうか? 何か感情が絡まっていますか?

 

いま、あなたの中に違和感はありますか?

ないかもしれません。 違和感がなければ、それは心地いい ということです。

 

あなたの腕はどんな感じですか? 何かを感じていますか?

腕を意識すると何かありますか?

何も感じないとしたら それは状態が良いということです。

 

あなたの脚はどうでしょう。 足、脚 になにか感覚がありますか?

 

あなたの肩や首はどうですか? こっていたりしませんか?

大人の多くの方々は肩がこっていらっしゃいます。

姿勢が前かがみだとよく起こります。

ちょっと首をまわしてみましょう。

痛くありませんか? 気持ちいいですか?

 

あなたの胸の辺りはどんな感じですか? 胸がいっぱいではありませんか?

何か詰まっていますか? それはどんなイメージですか?

あなたのハートにはどんな感覚が詰まっていますか?

何もつまっていないと感じたなら あなたは自由です。

 

人間は考えにとらわれると感じることを忘れてしまいます。

感じることを怖がって考えてしまうのかもしれません。

 

あなたの身体とハートの感覚をもっともっと感じて見てください。

あなたの身体はあなたに様々なメッセージを送ってきます。

 

現代人である私たちは 忙しさに追われてしまうと 身体の感覚に鈍感になりがちです。

思考や義務や規則に覆われて 本来の生きる命とエネルギーを感じる暇をなくしてしまっていることも多々あります。

 

そんなに抱え込まなくても なるようになっていくのですが

自我の思考はそれじゃだダメだと言うかもしれません。周りの声が許さない と言っていますか?

でも、身体は自然体に生きる事を望みます。

私たちの身体は自然現象でできています。

命が育む自然の作用で出来ている身体。

心の負担で重たくしてしまっていたら、それは

あなたが余計な重たい荷物をもったまま行動しているのと一緒です。

 

こころのとらわれを取り払ってみませんか?

身体まで軽くなります。

心は身体にも足かせをしてしまうのです。

そんなものは要りません。

手放してよいのです。

 

もう十分だ と 思ったら 手放してみてください。

そう、そっと 心の中で手放すのです。

 

私はもうそれを握りしめていないよ そう思うだけで手放せるのです。

 

意識の重石に実態はありません。あなたの身体が軽くなるように。

幻想の重石を下すのです。

のしかかって来そうになったら すぐに心の中でこう言ってください

「それ、もういらないんだ。」

誰がなんと言おうと構いません。

あなたはあなたの思うように生きていいのです。

あなたを縛れるのはあなた自身しかいないのです。それは自分ではしません。

 

あなたは 自由です。

 

もし物理的にあなたを閉じ込める人がいたら、そこからは逃げてくださいね。

誰もそんな権利はないのです。

 

それに 万が一物理的に閉じ込められたとしても、心まで縛れません。

私たちの心はいつでも自由に広がることができます。

 

瞑想の意識の世界では 私たちはどこまでも拡大していけます。 小さな体には入っていません。

そんな体感を得てからは 閉じ込められる幻想は持てなくなるのです。

 

世界の中の一粒の私は この意識を中心とする大きな世界、大きな宇宙でできているのです。

宇宙