見えない檻から出る

人はしばしば 自分に価値が無いのではないか という不安にとりつかれることがあります。

なぜ? そんなのわからない 気が付いたらそんな思いが心の中を占領して苦しくなってる

その最中は出口がない穴の中をぐるぐるしてる。

そう穴の中にハマっちゃってるだけなんで そこから出ればいいんです。

なぜ 出られる気がしないのか?

それはあなたが作ったその穴は 幻想の檻だからです。

制限や物差しを沢山採用して作り上げた枠に 自分を押し込めて

苦しい って言ってるんです。

そりゃそう。苦しいの当たり前。 

ハマれないところに押し込めたら 命は苦しがります。

そう言えば、昔中国で 足が小さな女性が美人だ ということになっていて

女の子の足を布でグルグルにしばって足が成長しないように纏足する習慣があったようですが

縛られた足、どんなに痛かったことだろう って思います(涙目)

骨が変形するほどの拘束 人間のルールというのは残酷ですよね

それが最高の幸せを掴む条件だった なんて 本当に信じがたいことなんですが、

それが当たり前の時は 親たちが自分の娘にそれを強いていた ということが

本当に恐ろしいと思います。

現代の日本には 纏足の習慣はありませんが、

それに近い縛り、メンタルにおいての纏足的な制限って 少なくない

と思いませんか?

悪習に従う必要はありません。

それは近い未来には 愚かしい習慣 という認識に変わって行くでしょう

もし、あなたが それは無い方がいいんじゃないか と思うことがあったら

ぜひ そのルールを手放してください。

そう思っている人は決してあなただけではありません。

 

気が付く人が増えれば その文化は衰退します。

1人1人の認識が重要です。

残したい伝統は 新時代の文化には引き継がれるでしょう。

もし あなたが愛している文化が 衰退することがあるとしたら

それは 新時代には必要が無く

また、本当に大事な事ならば 必ず復活していくのです。

人は間違いを起こして、気付き、また大切なものを思い出す

経験してそれを学びます。

悪を憎む必要はありません。

それはただの愚かな選択の一つにしかすぎません。

それは経験して実感し 人は 本当に求めるものを知るのです。

あなたが今 一番求めるものを選んでください。

もしそれが間違っているとしたら あなたはまた 戻って来るでしょう

何度も間違っても構いません。

本当に大切なものが見つかったその時は もう心は揺らぎません。

本当に大切なものは あなたの心の中に留まり、失うことが無いからです。

それは悟りの心境です。