2020年06月10日

どう思われるかを気にする を手放す話

昨日の福岡地方、夏日でした。

33℃まで上がったとか? え? ホントかしら・・・ 本当なようです(;^ω^)

本日も30℃を越えるそうな。

アトリエは、南北の窓からの風通しが良いので 窓を開けていると けっこう快適で 今は最高に気持ちいい風を楽しんでいますが。

日が高くなって気温が上がってしまうと 暑いということよりも 眠気がやってきて仕事ができなくなってしまいますね(笑)

急ぎでなければお昼寝して 夜に作業します。

心地よい暑さを越えると エアコン様頼み となりますが。

晴耕雨読のように生活したい。(ん?昼寝は入ってない?かな?(笑))

 

今日の話題は 人からどう思われる というテーマ

この呪縛からすでに逃れた人は なんだそれ? って笑うかもしれませんが、

日本人の大多数の方は 人からどう思われるか をとても気にします。

自分が外側からどんな風に見えて どんな評価を得ているか がとても気になるのです。

それによって自分が得る利益も変わって来るから でしょうが

実際は 自分がどうしていようが、他者はそれぞれに好きな見方、好みの価値観で様々な見解を持ちます。

私が人からどう思われるか ということを機にするのを止めたのは あるきっかけからでした。

福岡に引っ越してきて 生まれて初めて知らない土地で暮らす ということになった時、そこで受け入れてもらえるかどうか とても大きな問題 と 感じていた頃でした。

ママ友さんたちの反応 をビクビクしながら伺っていました。

来て早々、あるご年配の方に「あんだ、福岡で関西弁で話さん方がいいよ。福岡の人間は関西の人間をあまりよく思っとらん。バブル期にあくどい商売をしたやつが沢山いたからな」と言われたのも長らく引っかかっていたからでしょうか。

とても気を使ってPTAにも参加して受け入れてもらえるよう一生懸命暮らしていた頃です。

親切にしてくれたり顔見知りのお母さんができて、ちょっと馴染んだ頃のことでしょうか。

親しくしていたママ友さんが私に 別の方が私の悪口を言っている と言って来られたんです。

内容は「自分の子供を自慢してる、なんて人なのかしら(笑)」とのこと

Σ( ̄ロ ̄lll)ガーン ショック~  でした。

身に覚えが無い。 ママ友さんによると、

なんでも、私はお世辞を言われた時に褒め返すことが上手でないらしく、

実際 褒められ慣れていないので お世辞を言われると困惑しておったのですが(;^_^A

習慣としては 自分のことは謙遜して相手のことを倍ほど褒めると合格なんだそうで、 冗談で自分を上げて言う大阪文化はあり得ません。

住んでいる地域で大きく常識が違うんですね。同じ日本なのに。

その時、常に人の価値観に合わせる ということをしようとしていた私は、とても混乱しました。

ああすればこう言われ、こうすればああ言われ、

「どないせい、っちゅうねん~!」と 頭を抱えてしまいました。

ママ友さんは 「あなたは 人から批難されるようなことを全くしてないからそんなことを引き合いに出してケチをつけるのよね、あの人はあなたが良い人だから妬んでるんだと思うわ」

と私に言ってくれたのですが、電話を切った後、ひとしきり悶絶

良い人 というより、欠点だらけなのを隠してるだけなので「やばい~バレてもた~」という方が正確で

「どうすればいいんだ~。陰で言ってるその人の口をふさぐことも出来ないし、直接言われたわけでもないし、なんでそれを私に教えてくれちゃったの?」などなど、

しばらく悶絶していたわけですが、

丸1日くらい落ち込んでいたでしょうか、

急に あることに気付いたのです。

欠点で文句を言われることはもちろんだけど、上手に出来たことに対しても面白くなく感じる人がいて、

私がどんなふうにしていようと、それを良く言う人もあれば悪く言う人もある

全ての人に肯定的に評価されることは無い

全ての人にOKを出してもらうには正反対の要素を同時に持たなければ不可能でそんなの無理 

みんなの要求を聞き入れていたら、操り人形みたいにグダグダになっちゃう

それはそれでもっとイタい。

「こりゃ~、気にしたら負けだな、悩むのや~めた!」と なったのです。

他人にケチをつけたい人はどんな人にもケチをつけたがるし、

私自身は長短併せ持つ人間で、むしろ欠点の方が多いから

そんな私でもキライじゃないよ~ って言ってくれる人と友達になろう と思ったんです。

キライ って言う人は嫌っててくれていいので、迷惑をかけるかもしれないので あまり近づかないようにしてね。 という気持ち。

なので、自分の本質を隠さない方がいいだろう という結論に達しました。

「こんな私やけど、ええかなぁ~、ごめん~。」てへぺろ です。(困ったさんかもですがこんな生き方しかできません。上手?には生きられません。)

それ以降、自分がされて嫌な事は絶対しない という基本姿勢で、

ただ、自分が平気な事はしてしまって 人に嫌な思いをさせることもあるかもしれないので、その時は謝るから ちゃんと嫌な事は嫌 って言ってね。

と思って生きるようになりました。

後になってから ああ、あの時はやらかしてたな と思うことも多々ですが

やらかしてしまった時はもう、ただ謝るしかないです。

良いか悪いか なんて基準はそれぞれで曖昧だし、ただ、

「あなたのご期待や好みに合わせられなくて ごめんなさい」

なのです。あなたが簡単で黄出来ることでも私には簡単でないことも多々。

逆もまたしかり。

やらかすのが基本ですので、できるだけ人の失敗も許して、どんな人にも親切にしよう と思うようになりました。

自分が自分を好きでいられるには 自分が好きと思える行動を取る に限ります。

最初は試行錯誤ですが、自分がどう感じるかは 人それぞれですので 正解などありません。

なので人に文句を言うのをやめて、自分の生きたいように生きればよい と思われます。精神的自立が ネックです。

ただし、一緒に生活をしたり、協力が必要な関係の人とは、互いの違いを理解し合って 無駄な摩擦を回避する必要がありますので 

決して自分の正義を押し付けることなく、違いを認識したり、どうすり合わせたらうまくやっていけるか というコミュニケーション(穏やかな話し合い)が必要です。

自分の価値観だけに合う世界は存在しません。

自分の価値観に合わない要素もあるこの世界そのものを愛することを

真実の愛 と呼んでいます。

 

もしあなたが 真実の愛を掴むことができるようになれば

どんなことも受け止めることができるようになり、

摩擦の感情は消えていきます。

これが真の平和な心 です。

摩擦、価値は自分の内側にあるもので

外ではただ真実が存在するだけです。

あるがままにさせておく愛 に なってゆきます。

瞑想して気付きを得てくださいね。

 

意識は 進化すればするほど、自然と同化します。