怒り


怒り というテーマがこのところ浮上してました。
カルマが おおかた掃除されたベテラン瞑想者の皆さんは
あまり怒りが起きません。
それでも 人ですから少しは起きるのですが
外に感情を放出するほど激しい怒りは起きません。
 
ちょっと眉をひそめる程度に
内側に摩擦の感情を感じる
 
でも、それは大概 観察で終わってしまいます。
 
このところ 怒りについてのご相談が多かったので
怒りについてお話してみます。
 
親子喧嘩の渦中にあるお母さんからのご相談
 
娘が逆らいます。自分が悪い癖に。叱ったら態度が反抗的
苦労して学費を出してやる気が失せる
学校やめさせようかな・・・
 
子供には子供の感性と体験があります。
それは親にもコントロールできないものです。
彼らは 体験して味わって この世界を学んでいるところです。
 
このお母さんは、ご自分を犠牲にしているのではないでしょうか。
子供のために。
それはなぜですか?
 
もし子供ためだとしたら、学校を辞めさせるという体験は彼にとってベストなのかどうかを考えてから判断してください。
 
一時の感情で大喧嘩に・・・
悪いのはあいつ、  なぜ反省しないのだ?
 
もし、あなたが 何かを失敗して、上司から頭ごなしに怒鳴りつけられ、人格を否定されるようなことを言われたとしたら
あなたは素直に反省できるでしょうか?
あなたはどんな叱られ方をしたいですか?
 
一度だけじゃないのよ、何度言っても同じ失敗をして、
おかげで親の私まで叱られた。
人に迷惑かけるなんて許せない。(怒り心頭)
 
人に迷惑をかけたことが無い人間は いません。
ただ、それに無頓着だと信用を失います。
ただそれだけの話です。
何を教えるのか は 失敗しないこと、怒られないこと ではなく
失敗した時どうするか です。
誠実である幸福を教えていただきたいのです。
 
とばっちりで怒られたことの恨みとか
怒ってきた相手の度量の小ささとか
うかつすぎる子供に
腹を立てて 怒り心頭のお母様
 
今、自分の内側の怒りを抱きしめてください。
嫌だったね。
怒りの感情は苦手だったね。
ヨシヨシ、、、なでなで、、、(´;ω;`)ヾ(・ω・`)
 
パニックを起こしてるインナーチャイルドに語り掛けてくださいね。
「大丈夫。大人の私があなたを守ってあげる。。。」
内側で恐れている小さな私、もう恐れなくていいんだよ。

犬と子猫