愛と執着 

日本語の『愛』という言葉には 2つの意味があります。

真我の愛と言われる純粋な愛 と 自我・エゴの愛である愛着の愛

愛着というのは執着の一種です。 引きつけられる衝動

 

恋愛は強い執着の衝動でもあり、エゴの愛

これは 前者の真我の愛とは質が違います。

 

じゃあ、あの人のは、自分のは、どっちだろう?? って思いましたか?

これはどっちかだけではないんです 何割かがどちらかで残りがもう一方。

その境目は曖昧でわかりにくく微妙。

グラデーションみたいに境目はわかりにくいものです。

自然物とは常にそういう作りかもしれません。

 

これは悪い事ではありません。どちらにも転ぶ ということです。

執着の恋愛が 真の愛に変わることも少なくありません。

 

エゴが真我の愛に変わる時、通る過程があります

それがカルマの解放です。

カルマはネガティブ感情ですから 抜けていく時はとても摩擦を感じます。

怒り・悲しみ・罪悪感・辛さ、 そんな感情が抜けていくのをしばし待ってください。

カルマは忌み嫌う敵ではありません。

私たちを育てる教師です。

 

沢山のカルマが出て行くことを喜んでください。

あなたからカルマが出て行って あなたはより真の愛へと変容していきます。

 

あなたが真の愛を見出す時、 エゴは同時に愛を知り

真我と共に生きるようになるのです。

雪割草