瞑想の目的地

私たち現代人はいろんな理由から瞑想を始めます

ストレスを軽減したい。 身体の不調を整えたい、 

静かな心になりたい。 

集中力が欲しい。

発想力。創造力を得たい。

etc

 

ELM瞑想やマインドフルネスのベースに仏教があります。

マインドフルネスは仏教の禅宗です。

どちらも悟りの境地に到達することが可能です。

 

この2つの瞑想法に大きく共通するのが 愛 のエネルギーだと感じています。

 

ティク・ナット・ハン師は慈悲の師で、師の愛の大きさは無限大かと思われるほどです。

ELM瞑想は 愛の瞑想で、空(くう)の境地を通じて、ワンネス、愛を体感します。

マスターのボブ・フィックス氏もまた 大きな愛の人なのです。

 

瞑想で除去したいものは カルマの幻想(苦の種)です。 

マインドが作り出す想像イメージや過去に体験したネガティブな記憶と それに基づくイメージの派生、妄想 です。

マインドフルネスは意識に上がって来るカルマの感情を前向きに除去していきます。

意識的に感情と向き合い、自らの意思で捨てるのです。

 

この 手放す という作業は、どちらの手法でも 多かれ少なかれ必要なプロセスです。

要らないものに気付き 手放す作業をします。

私たちを苦しめる原因を握りしめてしても仕方がないからです。

苦から解放されたければ、手放すしかありません。

それに抵抗しないことが賢明な生き方なのです。

 

そして、余分なものを手放して、シンプルな 今を生きるのです。

過去の痛みにも 遠くのものを心配することも 未来の不安にも邪魔されない 今を生きます。

 

ELM瞑想は 波動の作用を利用して 内側に潜むカルマの感情を抜いてくれる瞑想で 自分では瞑想中には何も意図しません。

意図のエネルギーが邪魔になってしまうからです。

 

マインドフルネスは日常の意識の 要らないものを意識的に手放していきます。

執着する自我との決別は 遅かれ早かれ 直面しますから、この意識のガイドはすごく重要です。

 

表面からのアプローチと 内側の無意識領域からのアプローチ、

同時に二方向からの掃除!

これはすごいことじゃないか と思います。

絶対早い!

 

もちろん 両方お教えしたいのです。 

 

私たちは 目的地を見つける旅をしています。

その 目的地 とは、ここ、 この内なる宇宙の中心 

いまここ という家(ホーム)です。

安らげるホームが内側にある ということです。 真我の意識ですね。

それはすでにあり、あることに気付くだけのことなのです。

 

さあ、意識の変容は 目前ですね!