解放の煙

先日、興味深い体験がありました。

ちょっとしたアクシデントというかトラブルで、負の感情(イライラする)が出てきたんです。

摩擦の原因が、最悪に見えました。 

内側から言葉の洪水、、そう、自己弁護する言葉が溢れます。

これは私のパターンなので誰にでも起きるわけではないですが、私の自我は概ね言い訳をしたがります(苦笑)

出来事はひどいことに見えますし、関係者も酷い人に見えるんですよ。

でも、あらかた(負の感情の)解放が済んで、もう一度 関係者が何を言っているのかを見返してみると、

なんと、最初に私が感じた悪意も意地悪もずるさも見当たらないんです。

え?どういうこと?? ってびっくりしました。

あんなに怒りのエネルギーを感じたのに なぜか普通の感覚しかない。
何もひどい事は無いんです。

最初に感じた悪意は 自分の投影だったです。

げげ。私じゃないですかひどいのは。coldsweats02

猛烈な恥ずかしさと誰かを悪者にしちゃった罪悪感がやってきます。穴があったら入りたい!!

そう、これも解放。

この、怒りや悲しみ、そして罪悪感の解放の間は アクションを起こさない方がいいですね。

その負のエネルギーを帯びた言動は二次災害を引き起こします。

収拾がつかなくなる。

でも、出しちゃったときは、それを回収するよりも、

とりあえず、止まってみましょう。

そう、ただ止まるだけでいいのです。ただ、止まるだけがいいのです。

考えることもしなくていい。できれば瞑想してください。

渦巻く感情が旋風を起こして、落ち葉を巻き上げて 吹き飛ばして行きます。

静かになるまで待ってください。

そして 自然に落ちつくのを待つのです。

少し長めに時間を取ってください。

くすぶった煙が立たなくなるまで

くすぶっているうちは、どれだけ冷静なふりをしていても再燃しますからね。

あなたを穏やかに受け止めて何も言わずに寄り添ってくれる人がいたりすると尚更良いですね。

怒りに油を注がず、思考を持ち込まずに済むのが望ましい。

理屈は出せば出すほどもつれがちです。本当にあったことを無意識に脚色していきますから。

サポーターさんは、ただ、怒りの炎が治まるように何もしていないかのように助けてくれる人ほど良いサポーターです。

それは内側に怒りを持っていない人にしかできません。 愛で包む。

 

あなたは癒されて 静まります。

心の平和。

解決ともまたちょっと違う ただの平和です。

そんなモードを体験したら、

この世界に沢山の理屈は必要ないな と思うようになります。

どんな理不尽なことも起きてしまう世界ですが、

またそれが消えて静寂が拡がる世界でもあります。

 

あなたが望めば、静寂は戻ります。

日々の瞑想が習慣づけば、そこに戻るのが得意になります。

どんなに沸き立った後でも 静寂モードに戻って来れるベースができます。

平和は あなたの内側にあるのです。

心のざわめきを瞑想でお掃除してみましょう。

ゴミ出し、持て余したらお手伝いしますよ。(笑)

ゴミ出し上手になった瞑想11年目です(笑)

山々